ラニーニャ現象の影響なのか、ラニーニャ現象が起こるような気象状態が影響するのかはわかりませんが、この冬は寒いって噂です。
以前は暖を取るのに多かったのは灯油ストーブ。
ファンヒーターが出来てすぐ温まるので、好評でしたが、最近の密閉度の高い家屋では、室内で火を燃やすってのは酸素不足に。
それで、人気がしぼんじゃって、更に家電メーカーの努力もあり、エアコンの暖房機能が良くなったこともあり、酷寒の地以外では、エアコンが暖房の主役に。
マンションや高気密・高断熱の家の普及もエアコン暖房を後押し。
酸素不足にもならず、快適に過ごせます。
快適すぎて、閉め切ったままのお家も多いようで、それはそれで、別の問題を孕んでるような気もしますが…
エアコンは一部を除き電気で動きます。
そして、案外電気を喰う。
JIJI.COM『過去10年で最も厳しく=厳寒時、東電は「ぎりぎり」―冬の電力需給・経産省』
この冬、電力の余力があまりなくなるのではないかって記事です。
ちょっと寒いぐらいで、電力不足。
EUを始め自動車のEV化を進める動きが加速しています。
EV自動車はエアコンの比ではないぐらいの電気の大食いをします。
そして、その充電はたぶん夜間が主。
夜だと、太陽光パネルは稼働していません。
従って、電気網から電力の供給を受けるのですが、こんな余力のない電力供給量ではすべての車をEV化なんて無理。
化石燃料を燃やしての発電は、自動車のEV化の意味を失わせます。
自動車が燃やすのか、発電所が燃やすのかの違いだけですからね。
発電所の方が効率はいいんでしょうけどもね。
かといって、原発の新規建造は難しい。
既存の原発も老朽化が進んでますし、原発のごみを捨てるところが無くて、もうじき敷地内の貯蔵庫もいっぱいになっちゃいそうです。
こんなギリギリの電力供給量では、いたずらに自動車のEV化を進めたり、カーボンニュートラルだ!みたいなお話も如何なものかと。
電気が止まると、特に都市部は壊滅的。
それはちょっと前の大雨でタワーマンションが電力失って、悲惨な事になったのを見れば解る通り。
期待は地熱発電位ですかねぇ。
あなたは今後も電力供給に不安は無いと思いますか?それとも…
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