民法上の成人が来年4月から20⇨18に引き下げられます。
未成年って鎧が外される訳です。
平たく言えば、親(正確には法定代理人)の同意の無い契約は取消可能です。
騙されたり、上手く丸め込められて契約したものは、親の同意が無いの一言で、取消、つまり、無かったことに出来ます。
強力な盾でして、色んな怪しい勧誘では未成年は避ける傾向にあります。
ところが、来年の春からは大学生の全てと高校3年生の誕生日を迎えた方からその鎧が解かれます。
当然それを待っている人や企業もいる訳です。
読売新聞『成人年齢引き下げで「18歳に貸金」、4社に1社が意向…親権者の同意「不要」1割弱』
「来春以降も18~19歳を貸し付けの対象としない事業者は全体の49・3%とほぼ半数を占めた」らしいのですが、残りの半分が強力に推進したら、問題は事業者の数ではない事に気づきますよね。
特に、「全回答の4分の1にあたる105社が18~19歳に貸し付ける意向を示し、このうち37社が親権者の同意をとらない方針」の会社は手ぐすねを引いて待っているってことなんでしょうね。
気になるのは、無回答の1/4の会社。
方針が決まってないのか、周りの動向を見ているのか、明らかに出来ない・したくない何かがあるのか…
遅くとも、高校卒業するまでには、貸し借りや保険等FPの基本みたいなこと教わっておくべきだと思うんですけどね。
私は親が商売していた関係で、よそのお宅よりはお金の話がよく出ていましたので、門前の小僧ではありませんが、学生の頃には先物や手形等色んな事知ってましたけどね。
あなたは高校卒業時にはお金に関する知識がありましたか?それとも…
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