共感を得るには… | 怪しい占い師で、いかがわしい不動産屋で、普通のFPで、まじめなコーチのブログ…

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夢のマイホームや地方移住、不動産ニュースと、それらにまつわる心や気持ちの四方山話

作詞家の方のお話とか聞いてますと、共感を如何に得るかってことが大切なようです。

歌詞の内容を自分の事と感じてもらうと良いようです。

 

その為には、あまり具体的なモノを出さない。

例えば、「ハワイの海」と言っちゃうと、ハワイの海知らない人はよく解んない。

「青い海」とか「ギラギラと太陽の照り返しが目を射る海」みたいなものはみんな想像が出来る。

 

人は言葉の意味を理解する時に、自身の過去の経験に当てはめて理解しています。

先の「ハワイの海」は、ハワイを知らなくとも、TVや雑誌等で見たものと自身の経験にあるそのハワイに似た海を重ねて理解します。

でもそれはチョト弱い。

 

「青い海」ならばほとんどの方は一度は経験がある。

その時の記憶の方が理解は強くなります。

 

ということは、あまりはっきり具体的な事を伝えない方が、相手が都合よく考えて、自分の経験からその情景を引き出してくれるってことに。

なので、歌詞は一般的な言葉で情景を描写して、そこに利き手の情景を投影しやすくしてると言えますね。

 

ま、ここぞって時は、わざとアイコンになるような具体的なモノを出してリアリティ入れるんでしょうけどね。

 

実は占いも同じで、占師は曖昧な言葉を多用します。

しかも、占いの前段で、「占師はミディアムであって、あちらとこちらの橋渡し。そこはイメージが多くそれをどう理解するかは占われてる方が一番よく解ってる」みたいなことを伝えていますので、曖昧模糊とした占い師の言葉を自分に当てはめるのは占われてる方のお仕事となります。

 

「あなたは、過去に、人間不信になるような、裏切りにあったように思えます」

過去っていつでしょう。

人間不信になるような裏切りってどんな裏切りでしょう?

もしかすると、貸したたばこ代を忘れ去られただけとか、冗談を真に受けただけだったり…

思えるって、そうじゃない事もあるってこと?

 

でも、それを聞いて思い当たる過去の出来事を見つけてくるのは占われてる人のお仕事。

「そう言えば、中学1年の時に親友が約束を破った」みたいなことが見つかる訳です。

 

そして、「あの占い師は、私の中学1年の時の出来事を当てた」と勘違いしてしまう訳です。

 

決して占い師は、中学1年の時に起こったとか、親友が約束を守らなかったとは言っていません。

 

種明かしをすれば、な~んだとなるのですが、普通に占われてる時にそんなことは考えないですよね。

 

あなたは占いは好きですか?それとも…

 

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