京都新聞の記事です。
47NEWS『「床下に異常な湿気」とうそ 住宅リフォームの詐欺容疑で逮捕 被害相談約130件』
無料で調査って言葉に釣られて、怪しいリフォーム会社を家に上げちゃった。
で、配水管の洗浄を無料で、それもちゃんとやったのか、そもそもやってすらいないのか、わかりませんが、ついでに、床下点検したと。
湿気が!!
床下が腐る!!
大変だ―!!
今なら、お安くお直ししますよ!(と甘い言葉)
結局、お金むしり取られておしまい…
みたいな。
多くの人は、私も含めてですが、「無料」や「タダ」って言葉に弱く、つい、釣られてしまう…orz
でも、ロハで仕事しても、生活が成り立たない。
そこには、次の儲かる仕組みにつながる何かがあるはずです。
タダより高い物はない、とはよく言ったものです。
でも、それ自体は、特に違法でもないですし、普通にやられていること。
本当の釣りでも、
撒き餌をまいて、
魚を集めて、
本命を釣り上げる、
って手順。
撒き餌が、「無料」だったり、「格安」だったり…
その中から、本命を釣り上げる。
先ほど、「無料」に釣られてと書きましたが、正確には、その段階ではまだ釣り上げられてはいない。
今回の詐欺では、嘘をついて、騙して、やったか、やらなかったかすらわからない、高額な床下の補修代を払わして、初めて、釣り上げた、です。
最後のところが、詐欺なのか、詐欺的なのか、まともな商売なのかは、正直さは勿論、適正な価格か否かだと思うんですよね。
実際、床下が危うくて、適正な価格で補修されていたら、詐欺にはならない…
ただ、そんなに床下に問題を抱える家が多くあるのか?って問題は残りますが…
この手の詐欺を防ぐには、
1.そもそも「タダ」「無料」にはうかつに乗っからない。
2.乗っかっちゃったら、最初の提供予定の「無料」部分が済んだら、一度離脱する。
3.離脱できなくて、お金が発生するサービスなり、商品なりが出てきたら断る。
4.断れなければ、誰か知り合いを呼ぶ。
5.呼べなければ、警察に電話か、あきらめる…
こんな感じで…
あなたは知らない工務店の営業を家に上げますか?それとも…
一緒に考えませんか?
お問い合わせはこちらから
supported by うらない不動産屋