一昨日、皆さんより少し遅れて解禁しました私、今日も休みです。
一昨日よりさらに冷え込む予報の中で悩んでいました。
琵琶湖は北西6メートルの爆風でも最高気温8度(一昨日18度)、川上村は最高気温2度予報(一昨日9度)でした。しかも昼に小雪。
悩んだ末、目的地は川上村にしました。

そうすると川上村と決めたものの気温低下でコンディションが下がるのは百も承知の上でどうすれば楽しめるのかが次の悩みになります。
①放流居残りを拾い釣りする
②本流シラメ釣れへんかな
③ARE釣りたい。(課題のブラウ⚪︎捜索)
④未踏破開拓
三年生の私、上流ばっかりで下流本流あまり行かないので経験は積んでおきたいのよね。
ネットで調べたりハウツー本引っ張り出して読み直したりしてシラメとBR狙いでストイックに撃沈しようかと思い極めます。バスタックル7ftベイトロッドでジョイクロとヘビースプーンにミノーにバス用の18gフェザージグのローテーションでエセ支笏湖風なお遊び出来るシチュエーションかつ禁止区域外なリザーバーで行こうかと妄想します。
気温低下水温低下の影響を受けにくいリザーバー、でもって二日間の雨が濁りとなり湖に広がって行く進行状況を考えると弱気になります。冷静に見て無謀かもしれません。
本湖でやりきって心折れたらバックアップで放流魚拾いに逃げたら魚触れるでしょなんて考えるのですがイマイチ心が決まりません。
愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶとか、・・・。
過去の釣果や今年の解禁情報を集めます。
十数年前に奈良県川上村でシラメを釣具チェーン店スタッフが上げておられます。
(ここ、どこやねん。わかりません。)
東北のユーチューバーは雪代の中でイワナを今年の解禁動画に収めています。
(解禁に撮れ高のあるコンテンツ収めるならイージーなパターン組むだろうから参考になるぞ。)
十数年前に奈良県川上村では尺イワナを⚪︎マノのテスターがあげておられます。
(ちょっと時系列と語句に虚偽があるけどメーカーのフィールドレポートなんで充分理解済み)
閃きました。
イワナや!
ハッとしてグーで行こう!
要するにバスで言うところのリアクションの釣りでイワナ釣りに行くことにしました。
一昨日のネイティブの反応を見ているとアマゴはチェイス少ない、追っても諦めるの早い。追う速度も遅い。
どう考えても更に冷えてますから無いわとアマゴを切り捨てて茶色は茶色でもKOREの方なら難易度下がる気がしてきました。
結論が出たのが01:30でした。
移動します。
03時現着して仮眠します。 寒くて一時間おきに起きちゃいます。
5:30不思議なことに寝坊せずに今回も起きちゃいました。
朝飯食べて着替えをして夜明けを待ちます。
概況は気温6度水温8度、ほぼ弱雨・曇り・雨でした。風は無風ないし微風。
(天気アプリウェンディーは大袈裟ですが僕は臆病者なので気に入ってます。)
06:30~07:10
車窓から偵察活動
07:10~11:30
川上村某川に決めました。
ゴーロゴロの段々畑にある小さなプールを淡々と撃っていきます。
プールが浅く狭いので普段より軽めのメジャークラフトのエデン45Sにしました。
プールを撃っていく釣りはバス釣りのカバー撃ちに近いものがあります。接近戦かつ慎重な気配殺したアプローチ。
それなりにおるやろなというプールを撃つとチェイスが高確率であります。
一度だけバヒューンとパニックランしてましたが相対的に難易度が低く今日はこれがベストチョイスであることを実感しました。
開始20分で答えは出ました。ゲームフィッシング成立です。

ハッとしてグーです。
その後も撃ちますもチェイスは多数出ますがバイトしません。
仕方ありません。
通すコースが短いので魚も食べるのが難しいんでしょう。
アマゴも時折チェイスします。
アマゴもイワナも二度とはチェイスしてきません。
このワンチャンスの緊張感が堪らんです。
出てくれる地形ですが一昨日、今日と釜淵は期待値に反して無でした。今回狙いのプールが一番良く次いで瀬でもゴロゴロ石が点在しているところや、水深が浅いナメ一枚などに魚がいます。
岩盤や石が水温を、ほんの僅かでもあげてくれる水深とカレントの淀みが付き場かなぁと思いました。
水深のある釜淵は夜の間の冷えで一番比重の重い水温4度の水が底流に占拠しているように思えて来ました。
早春のバスはシャローの岩の上で日向ぼっこしていたりコンクリートの擁壁や岩盤に居たりします。
バサーの言うハードボトム。

そんな仮説を立てて類似性を再現します。ミドルや豆イワナに遊んでもらいました。
坊主も覚悟しただけに有難い。
しかしながら集中が切れて疲れてきました。
どんどんリズムが狂います。
下手なキャストで通したいコースから大外れドボン着水でポイント潰し。
絶好のポイントでナイスキャストが決まったのに水中の枝や隠れ岩にフッキング根掛かり。勘弁してー。
さらに歩みを進めると蛇行した地形となりプールも細長く水深もちょっと深くなっています。
加点要素アップでテンション上がります。
ところが極上のポイント区間でフロントフックがラインにエビる回数が頻発しました。
ルアーがキチンと泳いでいません。無駄撃ちとなりポイントを潰してるだけ。
これはリーダー交換の合図です。灌水ブッシュに隠れ岩にあたって糸が劣化しています。
焦りと疲れから面倒くさいし無視して押しきってしまえと思ったのですが、ふと視界にポイ捨てペットボトルが入りました。
落ち着け、リーダー交換してゴミ拾いしよう。

去年の夏の思い出ですかね。
どうやら休憩が必要だったみたいで20分ほど休みました。
再スタートするとライントラブルも減りキャストも精度が回復しました。
ついに魚留めに来てしまいました。
今日は釜淵はダメやで、しかも連瀑やわ。連続瀑は経験上エサのあるなしと出入り出来るルートの有無によって偏りが出るイメージがあります。最初の釜を撃つも出ません。遠目に豆のチェイスだけでした。
高巻いて二発目の瀑はゴルジュ+釜+垂直滝。
連続瀑の魚道のない孤立したエリアです。
これは魚おらんやろと期待せずに一投目は浅い目、二投目はコースを変えて浅い目を引きますもノーバイト、・・・。
三投目、ならばレンジ落として三段落ち。
ピョコン! ピタン! ペッタンコ!
(すいません備忘録なので心のリズム取る心の掛け声です。)
からのボトムよりをダルめのトゥイッチで横の動き。
びよーん、びよーん、びよーん
(根性、根性ど根性ー。すいません備忘録のための心のリズム音です。)
するとヌーンと木の枝が引っ掛かった感触がしまして合わせますと一瞬一時停止して根掛かりかぁと思った瞬間ウネウネ首降りが伝わりました。
ありがたい一発。
口とじ尾びらきで28.5センチでした。
ロッドはダイワのルアーニスト並継ぎUL5ft
リールはダイワの14イグニス2003HタイプR
ラインはシマノのハードブル0.6号
リーダーはバリバスのフロロ4lb
ルアーはメジャークラフトさんのエデン45Sゴールドレッドバックの背中マーカー塗り
フックはカルディバのシングルバーブレス#10
ゴミ拾いしてリーダー結び直して良かったです。山の神様に超絶感謝です。
この時期の魚は厳しい冬を耐えて劇痩せして美味しくないだろうと思っていましたが此奴、ブリブリで太ってやがります。旨そうだ。
でもねぇ偲びないんですよ。私との再会を期待して別れました。
再び同じ所から豆さんを追加で抜ききりまして退渓します。
帰りの林道をあるきながら「ありがとうー」と連呼しました。
深谷で叫ぶと反響ってすごいんですね。
気持ちがいいんで歌まで歌い出す始末、咄嗟に口ずさんだのは浪漫飛行。
「うぉーうぉおーうぉううぉーうおーおーおー」
山中に中年のおっさんの野太い声が響きます。
解禁直後の3月4日と6日の二日間釣りをしましたが、両日ともに誰一人として釣り人と会うことはありませんでした。
そうそう今日のアクションに関しては、縦のゆっくりしたシミーフォールを意識して釣りをしました。トゥイッチのピッチも長めにしてルアーも軽めにして上下にゆっくり見せる事が大切なように思います。
アマゴだと見切って引き返してしまうくらいです。
経験浅いですがプール撃ちするとプレッシャーがかかり怯えて最低二日間はノンアクティブになるように思います。
叩き尽くしましたわ。
御褒美に早上りして温泉に浸かり釜飯を頂きました。

アマゴ釜飯


早春の渓流釣りするもイマイチ服装がわかりません。
寒いわ、水が沁みるわ、雨降ればウエーダーの中に水が入って濡れるわ最悪です。
ウエーダーの中にファイントラックのラピッドラッシュにヒートテックに靴下を履いてみると靴は窮屈で足先冷たいし整いません。
今回はヒートテックと靴下をやめて女性用の発熱ストッキングを履いてみました。
これも足先に汗やら水分が後半溜まります。うまくいかなかったよ。
薄くてレイヤリングして暖かくて速乾性のある動きやすい組み合わせってありませんかね。
宿題です。
さて、デカも釣れたので次回からは徹底的に琵琶湖の怪獣を追い求めることにします。
初バスは、いつ釣れる?
最後まで駄文長文お読みいただきありがとうございました。
水温に関する考察や仮説が矛盾したりラストにはひっくり返されていますが僕の未熟な手探りな状態と思って御容赦ください。
私ウソつきで有名ですから、・・・。