とまあ、出鼻から設定が真逆と間抜けなわたくしですが正常に使えることになりました。
使って見ていくつかメリットと注意点を感じたままに記しておきます。
<メリット>
①アンカーロックは、とにかく楽チンです。一日の疲労が違います。
風に逆らって踏ん張らなくて良いのは助かります。
②オートパイロットは、素晴らしい機能です。リモコンそしてローランス魚探画面から指示をする事が出来ます。
ここでアンカーロックして、カーソルの所まで行ってアンカーロックしてとか。 カーソルの所までオートパイロットしてとか、経路はUターンしてくれとか良く考えられております。
航行ルートの他船の安全確認は船長さんがせねばなりませんが、
③かなり風が強くても留まってくれます。風速3~4更に5メートル吹いても留まってくれます。
むしろ強めの風の方が上手く速力と方位が同期されて秀逸です。
<デメリット>
①ツアープロは、大きいが為に自船の左舷の視界が(特に水面)今までのツアーシリーズより狭まります。プレーンに入る前に10時から12時の角度に目視するか、時計回りにひねりながらプレーンするか、運転席の座高を上げるためにアンコ入れてやるかした方が良いように感じました。
②何らかの突然の挙動があると思っておくこと。今回は私のヘディングの設定ミスで暴走しましたが機械物ですからアンカーロック・オートパイロットの命令を出した直後は座るか物に掴まるように心がける。
落水に注意。
③凪や微風のオートパイロットは、幾分左右の舵切りが多い為、意図しない移動が発生します。
撃ち物系のステイ中の張らず緩めずなラインメンディングに苦労します。
GPSがずれた分だけ戻すわけですが今一つ穏やかな時に対する動きが大げさです。
ですから、凪や微風の時は人間がカレントや風を計算しながら自分の釣糸の出し入れを全てトータルで管理した方が良いように感じました。
④メリットにもあげましたが強い風ほど頼もしく留まってくれるのは本当にありがたい事ですが、海域が白波ザブザブになっても海域に居れるので次の移動避難のタイミングや見切りが後手になります。
これはエンジンで帰る時に荒れの度合いが酷くなりますから自分に跳ね返って来ますので離脱のタイミングよくよく考えて行動しないと危ない目に合いそうです。
前回、風裏の風上でアンカーロックで耐えていて離脱するも帰る先は風下という事になりザブザブ波を切りつつ飛沫を受けながら帰港となる羽目に。
今まで風速4メートルで離脱としてましたが5メートル未満まで待機できるようになりました。
また、追々使い込みながらインプレッション加筆していこうと思います。
この手のブログ等は既に沢山あり私も大いに参考とさせて頂きました。
先人の人柱に感謝致します。