竿始めは二年ぶり三回目のカワハギ釣りに行ってきました。

志摩はほっぺ毛丸さんにお世話になりました。

こちらではフルレンタルでのエントリーができるので楽です。

タックル仕掛けエサなど全て用意してくださいます。

ライジャケ・クーラーは自前で用意しました。

 

本日は大潮5:50満潮干潮11:00にて北の風からみで4メートル始まりの昼から6メートル予報、水温は知らないが手感では18度?
なんしか温かく感じた。
 
6:45頃出船 釣り座は左舷胴の間でした。
7:20<志摩一の地形変化張り出しの延長線上>
志摩一番の張り出しの島まわりの水深26メートルラインからスタート。ウィード、ツブ根絡み。
北風4メートル、潮流は南から北へと相反する状態。ハンプを南から北へゆっくり釣りあがって行く操船が主体になりました。
ローライトの内に活性の高いのを抜いて行くことにしてタタキの展開から始めました。連発は無いものの何とかコンスタントに釣って行きまして8匹まで釣りました。


釣り方は着低後、カウント3~5からのぜろてん(ステイ)をしてタタキ上げタタキ下げからの着低、そしてカウント3~5ゼロテンの繰り返しとなります。
手返しを大切にしたかったので針交換少なめで作業時間を削りました。またエサも貧相なパーツでも目に付くエサからつけていきます。
丁寧なリグセッティングよりも常に底を取っている時間を追及しました。
 
朝二番になり少し釣れない感じがしましたのでタタキ上げ下げの手順は同じですがステイのカウントを増やして行きます。
カウント5、8、10そうするとスパンは落ちましたが何とか「つ抜け」まで届きました。
その間流すラインはミドルや沖目ハンプエッジと3コースを南北に流し船長も今日の具合を調べておられます。
再び島まわりの26メートルにポイント休んだとして差し戻しとなります。
ここで追加点をいくつか取り11:00にはスコアも16となりました。
 
私の釣り座では左舷胴の間で島まわりの26メートルの駆け上がりに対して左舷を徐々にシャローに当てていく舵取りとなった時にピッチングで先にシャロー側に入れながら手前に寄せてダウンヒルをしつつタタキ上げ下げが一番よく釣れました。ウィードもちょいちょいあり、そこも食いが立ちやすかったです。
大外の流しになると仕掛けが船底に入る感じとなりバス釣り持ちのシェイク(タタキ)は今一つ手感も悪く潮も早いのか難しかったです。右舷のうまい方等はコンスタントに抜いておられたが、自身のスキル的に難しかったです。
右舷左舷まんべんなく有利な流し方をローテーションしていく中で如何に釣っていくべきか。
何かやりようがあるとは思いますが課題ですね。
さて、昼から北風は6メートル予報でもあり大きく南へ20分程ポイント移動します。
 
12:00<南伊勢町沖ベイマウス>
北の風避けたウネリ少ない広大なウィードフラット水深29~40メートル。ここはサイズが出るとの事。
水深が深くなり水圧で手感がぼやけるのと一投目の一連のリズムからエサの減りが遅いとこからバスロッド持ちのシェイク(タタキ)から変更が必要と開始早々に感じました。
それは前回2022年1月20日の14度低水温の時にハイライトからの「のー感じ」がひどかった際に苦しみまくった時と同じ状態に入ったと感じたからです。
さ、そこでニュートラルな状態と仮定して弱めゆっくり目に変更するには、
とりあえずシェイクほとんど無しのバス釣りのツーハンド持ちで着低からの上下幅ゆっくり竿さばきを試します。
あかん、エサ減らない、前アタリすら出ない。しかも底のタッチがつまらない手感で頼りなく思えます。
バーチカルな角度での探りなのも影響してますが、・・・。
そこでピッチングで遠投をしまして広い範囲をリフト&フォールさせて探る事にしました。竿尻とリールのハンドルを持ちましてカワハギ釣りらしい(船釣りらしい)持ち方にフォームも変えまして探って行くと釣れ始めました。


その釣れ方が遠投からのフォール着低で食っていたのが二回ほどありました。そこでフォールは見ていて興味があると感じました。
そこから自分の位置まで遠投してますと斜めにラインが出ており少しずつ手元にリフト&フォールさせて魚にアピールしつつ寄せて宙で掛けて行くと面白いように連発をしたりしまして15時の沖上がりには24匹となりました。


遠投からの手前までのリズム感が遠投後はカウント5手前に寄せきった時にはカウント12とか18までロングスパンを取っていきます。長距離をボトムパンピングさせるにあたり最初食う隙がない程度から始め最後数匹追っかけているとイメージしてロングステイに秒数を増やして行きました。
今回は寄せて焦らせて口を使わせる誘いとして食わせの間を可変調のリズムにしたのが良かったです。
また、水深40メートルだと糸も弛みますので宙でもアタリがでして合わせもアッパーさらにそれ以上に釣り上げた際に追従のアタリがよく出よく掛ける事が出来ました。
勉強になりました。
ここの船宿は10匹釣れると「つ抜けステッカー」をくださいます。
また、今回は20匹超えましたので記念品のキーホルダーが後日頂けます。


 レンタルタックルですがダイワのカワハギXという竿でした。
良い意味で感度が鈍くて前アタリが出ません。第一回目に自分で用意したカワハギVの後継機種なのでしょう。
第二回カワハギ便の際にフルレンタルでお借りした極鋭のハイエンドは感度良すぎで電撃系の私は大分早合わせしてたようですから本アタリのみのセッティングが初心者向けでよろしいかと思います。
今回の針のセッティングは伊勢尼8号吸い込み系のみで行いました。
また、第一回第二回と大きく違う点は中錘を入れました。89工房のキラメキ集器を中錘として入れたのでゼロテンの際の仕掛けの垂れが少し違います。遠投してもバーチカルにしても張らず緩めずなシモリ具合かつ底から仕掛けが上ずりにくいセッティングだったと思います。
掛かり処はローライトからハイライトまでのバス持ちタタキでは底一番に良く掛かっていました。
後半の40メートルフラットでの遠投、スナイパー持ちでは上一番と中二番に良く掛かっていました。