少し仕事も忙しくなり家でゴロゴロしたい気分でした。

先週琵琶湖に行った際に、どうやらバナナ・タバコ4箱・ネックゲーターを入れたビニール袋をロッドストレージかタックルストレージに入れたまま持ち帰るのを忘れている気がしましたが取りに行くのも面倒くさい。次回えらい事になっているでしようね。

なお、渓流釣りは今月末をもって禁漁期間になります。

ダラダラ部屋で無為な時間を過ごし、このまま寝るのかと思いきや渓流に行くことにしました。


23:10

慌てて準備

時間が時間なんで川上村とします。

01:50

中奥川中流部

8月のキャンプの際に台風7号の影響で土砂崩れになり遡上をあきらめた渓を目指します。

前回の行き止まり地点は直してありましたが限界集落の瀬戸から遡上した材木置き場2号広場から先のカーブで土砂崩れ行き止まりとなっていました。

ということは、材木置き場に車を止めて気合いで歩けばパラダイスですやん。プレッシャーゼロですやん。そんな考え方もあるにはあったのですが、普段中奥川よりも悪路な北股川は今どうなっているのかもチェックした上で最終判断することにしました。

中奥川・北股川共に台高山脈にあり台風7号前から自分の中では危険区域としてました。禁漁目前、次年度の展開も含め現状把握しておきます。


4:05

北股川標高650メートル地点、土砂崩れの後は散見されますが全て直してありました。むしろ重機が入ることにより悪路がマシになっていました。

北股川中流上流域は林業の拠点となります。そのため整備が優先されたようです。

行政ではなく林業事業者自ら道路を直したのでしょう。そんなわけで北股川は全く問題なしでした。

車輌限界地点まで登りきると先行車を発見しまして起きておられたので挨拶をし雑談という名のネゴシエーションに入ります。

モンベルのアルパインヘルメットを装備した山岳渓流本気組の方でした。

以下ヘルメットさんと呼びます。

ヘルメットさんは、朝5時にスタートしてまず林道を4キロ歩くとのこと。(一部えげつない土砂崩れ区間を沢に降りてまた林道に戻って迂回してまた歩く)

ということでヘルメットさんと相談の上、僕は車輌限界地点から入渓し4キロ区間まで釣り上がる事にしました。


仮眠


6:40

起床

朝めし食ってゴソゴソして今一つやる気が出ません。霧雨が降り肌寒いです。


7:27

スタートします。当たり前ですがヘルメットさんは、とっくに居ません。

入渓地点、カーブ勾配を控えた段差、大岩ゴーロゴロ。絶対おるやろーと思いきやチェイスすらありません。

やっぱり秋の産卵を意識してエサ喰わないのかな。また坊主かな。想定はしていたけども川上村の魚のストックは枯渇しているのかと判断します。(結果そんな事はなかったんやけどね。)

前回、川上村高原川で坊主食らってますので弱気です。

ブラウンは釣れてないけど来年は川上村の年券購入は無いなぁと考えてしまいます。


秋は流れだしトロ・落ち込み淵しつこくイラつかせろと本に書いていたような。

しかし段差飛沫の勾配変化のーかんじ。


そんな頼らない中、いきなり川上村が火を吹きました。


8:23

早瀬ロングストレッチ日陰かつ木々がそれなりに覆い被さるエリア


ミドルクラスは早瀬ロングストレッチ+岩2個の間に通せば躊躇なく喰う

またロングストレッチ+サイド岩盤+岩の間に通すとサクッと釣れました。

結局、早瀬ロングストレッチに周りより少しでも掘れてる所がベースとして成立し、加点激アツ条件として岩盤のエグレ・岩の前・岩2個の間・大岩の前の当たる面・倒木などカレント抑圧変化でした。
後は川の蛇行方角によるハイライトは減点、ローライトは加点となり、鳥類に襲われるような視界の開けた場所は減点となり木々が覆ったり崖がオーバーハングしていたり複雑化すると加点となる。
そんな感じで手早く呆気なく釣れましてあっさり「つ抜け」をし黙々と釣っていきますと、デカイの釣れないかなとか思う始末です。
普段、頼むっ!一匹でいいから釣れてくれーと懇願しているクセに。
ちょっと上達したと錯覚してしまいそうです。
さて、釣れた儲かった勝った時こそ何故に?を知っとかないと単なる沢山釣れたで終わります。

本舗流に掘り下げて分析すると
①渇水続きと残暑しつこい状況が続いた中で一昨日昨日と夕立的なまとまった雨が降った、良い雨となり水位上昇による活発な補食活動促進と水温低下による適水温に近づいた為活性が良くなった。
AME POWER 炸裂

②たまたま先週琵琶湖で雑談したときに
SHひろあきさんが「結構な流れの早さでもアマゴは全然追っかけてきますよ。遊泳能力半端ない云々滝滝」が頭に残ってた。
それと渓流釣りの本を先日買いましてアマゴとイワナの付き場の違いという図解を読んで今まで通してなかったコースに気づいた。あ、そこなん、そこで食わすの的な事を本読んで思いました。
117ページ前後
③謎ですが糸が今日はフロロ
琵琶湖の続きでフロロ6lb巻いたまま突入しました。飛ばないクリアなんで糸見えないのですがPEより弾道が低いんです。
後はミスバイトが手に伝わります。今日はミスバイトも多くてPEには出ない感覚でシャープではないですが手感出てました。
掛けてから取り込みまでの手感がすごく鈍感にも感じました。PEならグネグネしてる感触まで伝わりますがフロロですとヌーンといった感触で首振りまでわからない。
またフロロだと、ひょっとしてトレースしているコースも少し深い所となってたのかもしれません。
だからといってフロロを、次回わざわざ使おうとは思いません。何度も繰り返すキャストで撚りが蓄積されダマになりました。一日に三回撚れてダマとなりカットして釣行を進めました。スイベルかましたら良いのでしょうけど、これはこれで実に面白い経験となりました。
さて、デカイのは3チェイスしてきましたが食わせ切れずに終わってしまいました。
12:10
魚止めにて納竿

ヒットルアーはリュウキの50Sでした。色はチャートゴールドに腹がオレンジ。
河岸を代えて

川上村高原川の「tocotocoの森」さんでランチセット(1300円デザートドリンク付き)
今度こそ今年の渓流は釣り納めかな。
今日は良く考えたら彼岸でした。

<追記>
たかだか一年と一ヶ月の経験ですので一点たどり着いた点を記しておきます。
今年の夏は長かった中で高水温に喘いで活性は低い状態が続いていた中でごり押しで8月9月第三週まで厳しい中釣りをしていただけかも知れません。
水温低下までシェードなどで、じっと耐えており今回ワラワラと出てきたと考えれば僕にとっては初めての秋パターンとなったのかもしれません。