船には三年毎の検査が義務づけられております。
コロナ渦の巣籠もり対策で中古ボートを購入したのが2020年の6月でした。
私は当時は閉店休業で週休5日でしたので売買契約から名義変更諸届けまで知的好奇心と経費削減のために自身で行いました。
船検のお知らせと書式は名義人である私に検査機構から封書が届き検査申請書・検査費用振込控え・自主整備点検記録を用意しました。

参考程度に自主整備点検記録
これらの書類を送付し点検日を待ちます。
私はマリーナでの立ち会いをお願いしました。前日の昼頃に電話にて時間指連絡がありました。


検査の際にチェックされる備品項目

当日聞かれた質問は、
エンジン番号の記載場所。シールが剥がれてなかったそうでカウルを開けて刻印を見ました。
バッテリーはいくつか?
どこにあるか?
実際にバッテリー見ておられました。
燃料タンクはどこか?
これも実際に見ておられました。
ホーンはあるか?無いと回答。
新しい検査証は受け取りに行くかクロネコヤマト着払いにて送付希望か?

何も難しい事はなく無事終えました。
良い経験をしました。
翌々日にクロネコで新しい検査証や期限ステッカーなどが届きました。

ユーザー車検ならぬユーザー船検、良かったら挑戦してみてください。

追記)
2024年4月1日より知床の事故の反省を受けて免許制度や船検制度に相応の厳しい姿勢で臨まれています。
何人乗りの船であるかの表示ステッカー、救命胴衣の収納場所に貼り付ける救命胴衣の使い方が書いてあるステッカーに対する不備の指摘があるようです。
剥がれかけ紫外線による判読不能など今一度再チェックするようにマリーナより通達がありました。