6/29-6/30プロミネンツ5年生・鹿島アントラーズSUPER CUPフィードバック | フットプロム協会のブログ

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一般財団法人フットプロム協会が運営している“1on1サッカースクール”及び“YHプロミネンツ”のブログです。

子ども達の成長や課題、コーチからのメッセージ、そしてフットプロム協会の情報についても記載していきます。

こんにちは、エイウンコーチです。


6/29-30日にかけて5年生が鹿島アントラーズSUPER CUPに参加してきました。

ご招待、運営をしていただいた鹿島アントラーズさん、ご対戦いただいた各チームの皆様ありがとうございました!


結果は55チーム中34位でした。

また大会MVPにはレイナが選ばれました。

レイナおめでとう!!


県外の強豪チームと沢山試合をできた今大会は選手にとってもコーチにとってもすごく学びのある大会でした。


集合してからはこの期間サッカー選手として生活を送る事を伝え、マーカーやテントといったチームの荷物もみんなで分担して大会期間中は管理するようにしてもらいました。


夜にはグループディスカッションを行いチームの方向や思ってる事を話し合ってもらうなど、チームとしての行動を大切にしてもらった合宿でもありました。


サッカーの内容はというと、オフェンスでは明確にゾーン1からゾーン2に入るためのビルドアップが今後の課題ですね。

その中でもディフェンスの選手たちから受けるMFと FWの選手の立ち位置、つまりオフの所で課題があると思いました。


それでもサカハル、レイナ、ぺぺが絡んだ時などは2-4番レーンを使いワンツーやパラで抜け出したり、縦パスを差し込めるライン間にポジションを取りそこに差し込むなどは出来ていたシーンもありました。


逆にボールがあまり動かなかったり、ボールを奪ってもすぐに奪われてしまう時は、いくら出し手が様々な選択肢を持っていても受け手側が受けれる位置にいないので選択肢になりきれておらず、真ん中で相手に囲まれて奪われるシーンが見受けられました。


効率的に前に行けてる時はカイル、ルキヤ、ケイの身体能力で相手の背後に抜けれた時は前に行けていました。

もちろんこの身体能力は武器ですし、相手の後ろにスペースがあるのならそこを使う事は決して悪い事ではありません。


ただ今大会の相手のようにレベルが上がってくるとプレスバックも早かったり、チャレンジ&カバーを作ってきたりなど、もう1波相手の守備を掻い潜らなくては行けない状況になります。

シンプルな背後へのアクションに加えて、状況によってはボールも人も動くポゼッションも必要になってきます。


基本的なロンドや3v3+2サーバーなどで立ち位置や体の向き、見るべき場所などを1つずつ解決していきましょう。


ディフェンス面ではグループの守備も伝えましたが、まずは個人レベルでの守備ですね。

特に目立ったのはディフェンスの立ち位置とルーズボールの処理が大きな課題ですね。


初日の相手はシンプルに背後にボールを入れてくる相手が多かったですし良いキックを持っている選手が居るチームとの対戦でした。

ルーズボールをしっかり弾いていれば押し込まれずに済んだのが、後ろに流してしまい相手FWの速い選手に抜けられてしまったり、押し込まれて大幅にLINEを下げざるを得なくなってしまうシーンがあり苦しい時間が続きました。


この点は基礎の中で行う落下地点を読むためのヘディングなどで克服していくしかありません。

その点でいうとユウワは立ち位置とルーズボールの処理でピンチの芽を摘む事が多く助けられたシーンが多かったですね。


サッカーの部分では通じた部分もありましたが、課題もこのようにくっきり見えました。

これらを克服すること、また通じた部分はより鋭利な武器にしていく事がトレーニングですべき事なので、次の活動からチーム全体として意識していきましょう。


私生活の部分は選手によって波を感じました。

ぺぺ、サカハル、ソウゴを筆頭に自分の身の回りの事はもちろん、チームの荷物も率先して持ったり、時間に余裕を持って行動する事を心がけたりしている選手が居る反面、チームの荷物が落ちていても見て見ぬふりをしたり、チームとして行動する時間になってもいつまでもゴロゴロしていたり、遅刻をしたりなどがチラホラ見受けられました。


コーチはこの点の改善はすごく大切だと思っています。

オンザピッチ(ピッチ内)をよくするにはオフザピッチ(ピッチ外)での生活が大切ですし、この点はリンクしています。

例えば上記のチーム行動より自分がやりたい行動を優先してしまう選手は、試合中自分が疲れてきてしまうと自分の前をボールが通っても自分の疲れを優先してボールに絡もうとしなかったりします。


逆にオフザピッチの行動が良くなると、オンザピッチでのチームのまとまりも出てくるキッカケになるかも知れません。


1人1人のちょっとした考えの変化や行動でいくらでも変わる事なので、今後このような機会があった時は少しオフザピッチも意識してみましょう。


最後に2日間サポート、応援、また遠方までの送迎をしていただいた保護者の皆様ありがとうございました。


引き続きよろしくお願いいたします。


それではまた!