4/27•プロミネンツ4年生練習試合 | フットプロム協会のブログ

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一般財団法人フットプロム協会が運営している“1on1サッカースクール”及び“YHプロミネンツ”のブログです。

子ども達の成長や課題、コーチからのメッセージ、そしてフットプロム協会の情報についても記載していきます。

こんにちは、代表の藤間です。


今日はネクストSCさんをお招きして練習試合を行いました。

ネクストSCさん、ありがとうございました。


さて、今回はアントラーズ合宿の前の、4年生として(明日も試合ですが4-5年生なので)の最後の練習試合でした。

とはいえ急に何か新しいことが出来るわけではないですし、今までやって来ていることを固める、という意味合いと、あとやはりケイタ、カズマ、シュウマはまだプロミネンツとしての試合の回数がそう多くないので理解を深めるという意味合いもありました。


幾つか良い形は作れていましたし、ケイタとオウスケの左サイドはちょっとハマるかも?と思ったシーンもあって、コーチとしては収穫のあった一日でした。


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個別に言うと…


ぺぺは、序盤に「パスしかない」って感じのダイレクトプレイが多くて、終盤になって仕掛け始めた印象でした。

フリーなのにダイレクトで出すとか、縦が空いてるのに仕掛けないとかが序盤は目立ちました。

パスかドリブルかシュートか、序盤では選べてなかったってことなんだと思いますが、これは勿体無いですね。一つ二つボールを持てばより味方をフリーに出来るってシーンも多かったし、選べるだけの技術は持っている筈なので、その都度最適な認知ができる様に意識しましょう。


ユウワは体調が悪かった中でも頑張ってくれていましたが、膝に手を付く場面も多くて、あまり無理させたくないなぁという印象でした。

そりゃ毎回絶好調ってわけにはいかないので、体調が悪い日もあります。出来る範囲では十分に頑張ってくれていたと思いますので、しっかり食べてよく寝て、とか(特に試合前は)意識出来ると良いですね。それでも体調を崩すことはそりゃあるので、そういう時はもう仲間を信じましょう。


オウスケは、冒頭でも書いた様にケイタとの左サイドがちょっとハマるかな?ってイメージがありました。これまでのところ右サイドのぺぺとユウワはハマってる感じがあって、左サイドはなかなか難しかったですが、ちょっと可能性を感じます。

もっとケイタを追い越していく動きとか落としを受けてもう一度ケイタを走らせるとか、その辺が出てくると強みになっていくと思います。

個人としての貢献はすごく感じるので、この先は2人、そこから3人…って感じで、ユニットとしての強みを出していきたいですね。

期待してます!


スバルは、ニアへの飛び込みで得点になった(惜しいシーンも沢山作れた)のはめっちゃデカいです。

今日の時点では主にコーナーキックからでしたが、「ニアに速いボールを送ればスバルが詰めてくれる」って意識を他のメンバーが持てたことがめちゃくちゃ大きい。そうなると今度はファーやマイナスが空いてきたりするものです。

ここは得点パターンとして確立したいですね。

ストライカーとして、パターンを持っていてそれを仲間が理解してくれてるってのはものすごく大切なので、「スバルなら決めてくれる!」って周りに思わせるくらいに洗練させていきましょう。


ケイタは、何本か惜しいシュートを外したのが残念でしたが、コーチからすると外したことは大した問題じゃなくて「そこにいられた」ってことが重要なんです。

当然サッカーでは味方と相手とスペースと、色んな要素があって動くので、考えなしにシュートを打てる位置に行っても上手くはいきません。

じゃあどうするかって言うと、最低2人(出来れば3人以上)の連動が必要になります。

オウスケとの左サイドがハマりそうってことも書きましたが、今は期待値しかないです。

ただ幾つか、ディフェンス時に追いかけるんだけど途中でやめちゃうってシーンも引き続き目に着いたので、そこ(プレイの連続性)はオフェンスの良さとは別な話として、責任を持って取り組みましょう。


カズマは、コーチからすると「惜しい!」って場面の連続でした。それは得点云々ではなくて、もうちょっと開いて受けられたらとかもうちょいファーストタッチが決まってればとか身体の向きがこうなら…とかそう言う意味で。

けど、惜しい!ってなるのは成長の証です。短期間で理解しようと頑張ってくれてる成果が出始めているのかなと思います。

けどここからはけっこう大変です。技術面はまだまだですし、ほんの数mのポジショニングの違いとか身体の向き、しかもそれを試合中ずっと継続しなきゃいけないわけですから。

簡単ではないですし、地味な練習の積み重ねでしか解決する方法はありません。

カズマ自身が強い気持ちを持ってコツコツ取り組むしかないので、毎日少しずつでも成長出来る様に、取り組んでいきましょう。


シュウマは、沢山ゴールを取れましたね。

前へ!って言うギラギラ感はシュウマの魅力です。ただ、細かいところを見るとかなり荒いしミスが目立ちます。

これ、難しいところなんですが、点が入ると本人も親も「結果が出た」みたいに思っちゃうんです。

良い方向に進んでる、みたいに思っちゃう。

そこが実は落とし穴で、ゴールを決めたから全部OKってわけじゃない。

自覚もあると思いますが、技術的にはまだまだですし課題は明確です。

まだまだこれからなので、高い意識で貪欲に取り組んでいきましょう。


トモハルは良かったです。

ビビりキックも減りましたしディフェンス面でもしっかり寄せて身体をぶつけてって言う感じがあったので頼りになりました。

欲を言えば、ディフェンス時のポジショニングが良くないシーンが幾つかありました。疲れたのもあるでしょうし集中力が切れたのかも知れませんが、そこは責任感でカバーしなきゃ!ってコーチから見てると思った場面が幾つかありました。

ユウワなんて体調悪い中でやってるのに危ないシーンは身体を張って止めに行ってました。

その点トモハルはちょっと「いや、そこは俺じゃないもんねー」みたいに知らん顔してる場面があって、その辺の自分への甘さは課題ですね。

疲れてようが味方のミスがあろうが、失点するとしたら全部自分の責任だって気持ちを持ちましょう。

そう思えるなら、ここからまだまだトモハルは伸びてくれると思います。

期待してます!


サエは、やっぱりちょっと怖がってプレイが小さくなっちゃう感じでしたね。

ボールを受ける為の動きが少なかったですし、ディフェンス時の寄せもあまり上手くいきませんでした。

まぁここは、急にどうにかなるものではないと思いますし、去年のぺぺやユウワでさえコートの広さや強度に戸惑っていたので、無理もないです。

今日は相手チームに大きい選手も多かったですしね。

技術や身体の成長によって変わってくると思います。ただこう言う強度を経験してるってことが大事で、同学年ではビビらずに良さを出してくれると思います。

明日の長谷工も頑張りましょう!


アラタは、今回は色んなポジションでプレイしてもらった中で、特にボランチとかボールを持たせてくれないポジションの時に、早めにパスするとかって言う意識を持ってくれたのを感じました。ツータッチでパスを出した時にはビックリでした笑

そこで上手くいったりいかなかったりするんですが、そう言うのを繰り返してみんな成長していきます。左ウイングだけだったら気付けない変化かも知れません。

元々技術もスピードもあるので、今回の様な気づきを経てプレイの選択肢を増やしていくことで、より怖い選手になっていけると思います。

期待してます!


キョウノスケは、良いプレイをしてくれてましたが、惜しい!って感じが多かったです。カズマのところで書いたのと近いので読んでみてください。

ただ、まだ慣れてないってところが大きいと思うのと、慣れていく過程と成長する過程はリンクするので、現時点では考えすぎずに言われることを受け入れて自分のプレイに落とし込んでみるってことで良いと思います。

そうこうしてる間にプレイは変わって来ます。

考えるのはそこからでも十分に間に合います。

幾つか良いシーンを作れていたので、それを続けていく中で、そこで得られる気づきを大事にしていきましょう。


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3年生は明日長谷工プレミアリーグがありますし4年生は1コ上の練習試合があります。


今日のプレイを更に高められる様に、上手くいかなかったところは少しでも上手く出来る様に、その都度の練習や試合を大切にしていきましょう。


ではまた!