4/20プロミネンツ4年生•練習フィードバック | フットプロム協会のブログ

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一般財団法人フットプロム協会が運営している“1on1サッカースクール”及び“YHプロミネンツ”のブログです。

子ども達の成長や課題、コーチからのメッセージ、そしてフットプロム協会の情報についても記載していきます。

こんにちは、代表の藤間です。


今日の4年生の練習はGWのアントラーズ合宿に向けて特にパススピードを意識してもらうメニューを行いました。


タッチオブクラスは、ぺぺやユウワは1年生からやっている練習で、決められた動きの中で行うパスのトレーニングです。基礎練習ではありながら、プロミネンツのサッカーを集約した様な、奥の深い練習です。

ケイタやカズマ、シュウマはあまりやったことがなかったので最初は動き方に戸惑っていましたが、まぁ動き方自体はさして難しくないので、覚えてしまえば出来ることです。

問題はスピードや精度ですね。

足下への速くて強いパスと、落としやワンツーの時の味方のスピードを殺さない様に出すパスでは当然異なるわけですが、その辺りをしっかり蹴り分けられるかどうかって意味ではけっこう技術の差が出易いメニューです。


上手くいかないと感じた選手は、やはり技術的にまだ足りないということです。

ディフェンスがいない状況でパスをズラしていたら、そりゃ試合中のパスは通りません。

これから何度も取り組むであろうメニューなので、完璧だと思えるレベルにまで高めていきましょう。


その後はニアに飛び込むクロスのトレーニングをしましたが、これは「クロスはニアに入れる」というみんなの共通認識を作る為のメニューです。


なぜニアなんでしょうか?


これは、シンプルに得点になる可能性が高いからです。現時点でのみんなはまだ、キックの精度もヘディングなどで合わせる技術も足りていません。

ドンピシャのクロスを頭で叩き込むとかファーに上がったボールを折り返す、ってのは残念ながら確率としてはかなり低い。

でもニアなら、触ってちょっと角度を変えるだけでもゴールになる可能性があります。

今日も何度か良いシーンがありましたね。


こう言う練習をしていれば、仮にニアに誰も入っていかなかったら「ニアに入れよ!」ってことになりますし、頭を越えてスローインになっちゃう様なクロスを上げたら「いや、ニアでしょ!」ってなります。それはチームとして大切な共通認識です。

プロミネンツのサッカーではウイングがフリーになれる機会が多いので、そこからの展開をイメージしておけばよりチャンスを増やせます。

得点パターンとして確立していきましょう。


最後のゲームでは、5-6年生チームと試合をして、かなりボコボコにやられましたね。

けどそれはめっちゃ良い経験です。

みんなより強いし速い相手に対して、どう守るか、どう攻め上がるか。

そう言う経験は、実際この後のアントラーズやトビゲリで同年代の高いレベルの相手と戦う時に必ず活きてきます。

やっぱもっと判断を速くしなきゃダメだな、とか、もっとパススピードを上げなきゃダメだな、とかそう言うことを感じてくれたなら嬉しいです。


明日の今川公園での練習は藤間コーチが3年生以下の大会に行くので不在です。


今日の様な共通認識を作る様な練習と言うよりは、シンプルにみんなの技術や認知を高めてもらう練習にしますので、一つ一つのトラップやパスに拘ってトレーニングしましょう。


ではまた!