支援コーディネーターの講演を聞いてみた〜娘の中学校の支援学級の話〜 | 森のくまさん

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高1息子は、

学習障害とADHD、

過敏性腸症候群も通院中。


中2娘は、

軽度知的障害&ASD。


小5娘は、

いつまでも可愛い

我が家の可愛いアイドル。


そんな愛しい子供たちの色々を書いてます。

フェイク&フィクションありです。






冬休み前
中学の参観日の後に
支援コーディネーターの講演会がありました。



あくまでも
うちの地域
うちの中学校の話だと
参考程度に聞いてください。
※地域ごと、中学校ごとで違うと思うので。
(私の備忘録として書きます)







まずは

うちの中学の支援級の話。


うちの子が通う中学校の支援級は
通常学級とは違うカリキュラムで
受験に向けた授業はしていない。



個々に合わせた授業を行うので
通常学級と同じ授業内容ではないため
定期テストの内容も違う。

なので内申ランクもつかない。


あくまでも
社会に出た時に必要なスキルを身につけることを目標としている。


現在のうちの中学校の支援級では
個別に学習カリキュラムを作成し
本人の力に合わせた学習を進めており
小学校中学年程度の学習内容に取り組んでいる子が多い。



まずは
分からないままにしない
分かる喜び
できる喜びを。

勉強を好きに。
勉強を楽しいと思えるようにを目標にしています。







支援学級から普通高校に行けないわけではないが
内申ランクがつかないので
内申ランクが必要な高校に行くのは難しい。


内申ランクが最下位、JとかKランクの高校か
内申ランクを重要視していない高校、
定員割れしている高校じゃないと、
無理ではないけど、、、難しい。



なので
支援学級から普通高校を目指すなら
例年だと
内申ランクが必要ない
定時制や通信制高校が多い。





定時制や通信制高校以外の
普通高校に行くことが目標なら
支援学級からでは簡単ではない。

もちろん本人のやる気次第なので
無理ではない。

過去には実際に
支援学級から定時制や通信制高校以外の
普通高校に行った子もいる。



ただ
本人の本気のやる気が必要。







普通高校を目指しているなら
普通学級のほうが都合はいい。



授業内容も受験を視野に入れた内容だし
内申もつく。

普通高校に行けば
支援学級はないわけだから
支援学級のような個々に合わせた手厚い支援はない。


普通学級のスピードについていけなくてはいけないし
普通学級でやっていくスキルを身に着けなくてはいけない。






だけど

『普通学級』『普通高校』は
本当に本人の実力や実態に合っている目標なのか。

本当に本人が目指す目標なのか。






たとえば
想像してみて。



どこかの難関大学でドイツ語やフランス語の
理解できない言語で授業をし

先生に答えなさいと当てられる。

明日までの宿題を渡される。

もちろんその宿題は
理解できない言語(ドイツ語やフランス語)で書かれている。


仮にその言語をなんとか調べて訳したとしても
問題の内容は
難関大学のとてつもなく難解な問題。



すごいストレスではないでしょうか?



困り感のある生徒は
日々、こういう状態なのです。


小学3年生に中学生の問題を出して
「なんで出来ないの」と怒ったりはしないですよね?




発達年齢が小学3なのに
中学生の学習内容を求められる苦しさを想像してみてください。








つづく

長くなったので
何回かに分けます!

次回は中学校卒業後の進路について。

















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