先日立て続けにいくつかの学校説明会に参加した。
宗教校で重要文化財のような校舎で育つ→教育産業で働いた母が思うにね。
(以下、「正しい」とかではなくて、完全に母の好みの問題。)
「6年間預かる子供の人格形成に寄与したい」
「そのために行事があり、授業があるのだ」
という想いは学校の矜持として持ってほしいのよ。
絵空事になるかもしれないけれど、それが学校というのものなんじゃないかと。
さらに言うと、「人格形成に寄与する校舎作りをしているか」もポイントで。
校風と校舎は切っても切れない関係よ。
いい感じに校舎に”ムダ”がある校舎は、(人生における)”寄り道”や”遊び”を許容する校風だし。
オフィスみたいな機能美の校舎は、”合理性”や”最短経路を目指す”校風。
予備校の居抜き物件みたいな校舎で、
説明会が学習カリキュラムはどうとか、進学実績の話で終始してしまうと、
「塾の説明会に来たんだっけ?」と萎えてしまう。
それらの話に魅力があったとしても、それは”塾に求める魅力”であって、”学校としての魅力”じゃあないんだよ。
まぁ、校舎に関しては、都会じゃスペースの関係もあっていかんともしがたい事情があるのも承知。
そうであればなおさら、「塾とは違う」ということをどう示すかが大事なんじゃなかろうか。
来月に発売予定。
過去問マトリクスも掲載されるそうです。
関西版もあればいいのにね。