昔、算数塾に通っていた頃はとにかく”ガッツのある”解答が多かった我が子。
N進法だか数列だかの問題で、81番目の並びまで全部書き上げてでも解答に辿り着こうとしていた。
それがね。
最近。
考え方は合っているのに、途中で計算するのをやめている(諦めている)時がある。
だいたいそれは、比と割合で解ける問題。
本人はこう思っているんだろう。
「あ、これ、絶対どんくさいことやっている。絶対複雑な計算になる。」
「もっと単純な整数比で簡単に解けるはずだ。」
そこまでの見当がつくようになったのはいいことよ。
でも昔を知っている母さんからしたら、あの時のガッツはどこに行ってしまったのか、という感じ。
高学年になってすべてをコツコツ殺法で押し通そうとされるのも困りものだが、
(松岡修造口調で)「途中式で分数出たくらいで諦めるなよ!手を止めて先生の解説待つんじゃないよ!」とも思う。
問題を瞬殺できる方法を知ってしまうのも良し悪し。
絶版の気になる本。
レビューを見る限り、たぶん我が子がやろうとしているのは
この本の解き方(てんびん算で瞬殺を目指す感じ?)。
こちらも瞬殺系。