1.はじめに

 2017年の夏休み、私はあることを思い立ちました。それは、ビルボードの週間トップ10シングルチャートを遡って聴こうというものです。これにはある理由がありました。高校二年生だった2015年頃から、私は60年代の音楽を本格的に聴くようになりました。そしてより音楽を知ろうと、書籍、ウェブサイト、ブログなどを読むのですが、必ず知らない歌手やグループの名前が出てくるのです。パット・ブーンやらアンディ・ウィリアムズやらエヴァリー・ブラザーズなどなど、名前だけは知っている人から、誰なんだとしか思えない人まで散々でした。特に黒人歌手/グループになるともう壊滅的で、私は何度も知識の無さに失望しました。この状況を打破するには、とにかく古の音楽を探っていくしかない。しかしどうやって?そこで思いついたのが、ビルボードのシングルチャートを週間で聴いていけばいいのだということでした。さすがに週間トップ30とか40だと、あまりにも面倒なので、トップ10にしようと決めました。10曲だけとはいえ、少なくとも今よりは音楽を知ることができます。この電子の時代、ビルボードの週刊チャートをまとめているサイトがあるに違いない。調べた結果、ヒット洋楽ランキング/ビルボード・データベースというサイトを発見。このサイトは、1955年までのデータしかありませんでしたが、当時の私にとって「1955年」は未知の年でした。古い音楽を知るには、絶好のサイトだったのです。そしてこのサイトを活用して1956年まで辿りました。そんなときに見つけてしまったのが、Barry's Hits of All Decadesというサイトでした。そのサイトを見ると、なななんと1935年の週間チャートがあるではないですか(ついでに1900年~1904年のチャートもありますが、もう訳が分かりません)。これを見たとき私は、ガクッときました。とはいえ、当時の私は「1955年」で未知だったのですから、30年代なんてもう刺激が強すぎたと思います。結果的にはよかったのかも?しれません。

 この昨年夏の思いつきは、現在も続いて行われており、今ようやく1958年の3月まで来ています。まだまだ始まったばかりです。これがいつまで続くか分かりません。私は異常な音楽好きとは言え、飽きっぽさも兼ね備えているのです(そのため一つのミュージシャンのファンで居続けられません)。可能であれば現在(今だと2018年)の週間チャートにまでいきたいのですが、実現するかはわかりません。私は1990年以降の音楽はまず聴かず、今の音楽は正直よく分かりません。だいたい2018年に到達するまでに、どれだけの歳月がかかるのでしょう。まあそう気を張らずに、本格的に飽きるまで続けていく所存です。ちなみに現在の計画は、現在の週間チャートに到達したときに、1935年に戻りたいと思います。時差がとんでもない……。

 正直ただ一人で聴き続けるのは寂しいので、この場を借りて勝手に報告をしていきたいと思います。一年分の週刊チャートを聴き通した上での感想や、気になった曲などを書いていきます。飽き性なのでいつまで続くかわかりませんが!

 

2.索引

1955年

1956年