先日、車を運転しながらラジオを聞いていたら、
吉村和真さんという方が「じゃりン子チエ」や
「クレヨンしんちゃん」について熱く語っていました。
実は、アニメの「クレヨンしんちゃん」と
漫画としての「クレヨンしんちゃん」は、
対象が違うのだそうです。
アニメの「クレヨンしんちゃん」は、子供向けで、
漫画としての「クレヨンしんちゃん」は大人向けなのだそうです。
そこで、次男が「クレヨンしんちゃん」の単行本を持っていた事を思い出し、
自宅に帰ってから読んでみました。
すると、その中に、いつもドジな事ばかりしている
まつざか先生と恋人との物語がありました。
この恋人は恐竜の骨などを発掘する専門家で、
それだけでは生活ができないので、
日頃は整骨院でアルバイトしている人なのです。
これも驚きました!
そして、二人は、ある日、ちょっとしたケンカがきっかけで、
一度は別れるのですが、
最後は、また仲直りし二人は結婚の約束をするのです。
しかし・・・
また、発掘調査に向かった外国で、
まずざか先生の恋人は爆弾テロに巻き込まれて死んでしまうのです。
その悲しみで、まつざか先生は酒浸りの日々を送る事になるのですが、
そこからまつざか先生が復活するの過程も
描かれているのです。
そして、その内容がまたとても素晴らしいのです。
「クレヨンしんちゃん」が、こんなに奥深い漫画だったとは、
知りませんでした。
久しぶりに漫画を読んで、ウルウル来てしまいました。
ところで、この吉村和真という方は、
京都精華大学マンガ学部准教授だそうです。
こんな学部があるのですね!