サーブのグリップ | 清和風明のブログ

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気弱で不眠症に悩む私の日記替わりのブログ。心のデトックスを目指します。

昨晩、いつものようにベッドでテニス本を読んでいた。

綿貫コーチの「ボレーの後で小指を抜く」という文言がどうしても理解できない。

気になって眠れず、仕方なく起き出して、パソコンで調べることにした。

結局、よくわからなかったのだけど、検索していると

「みんなのテニス研究所」駒田政史研究員のサーブ解説が出てきて、みることに。

スライスとスピン、フラットそれぞれのグリップの解説。

 

あれ?私が思っているのと違う・・・。というか、逆だ。

スライスは薄く持つ。コンチネンタルというけど、どちらかというと、バックハンドイースタン?

スピンはさらに薄く持つイメージだったけれど、むしろ厚めに持った方がいいらしい。ただ、コンチネンタルの範囲でギリギリ厚めといったところか。

 

駒田コーチはその理由も解説していた。おかげで理解できた。

そうだったのか・・・。納得。

今までの私の努力は何だったんだと(最初にスピンを私に指導してくれたコーチに)怒りすらこみあげてくるが、

明日はこれで練習しようと決意して寝た。

 

今日は2日前に1-6,3-6で負けた男性とマッチすることになっていた。

15分くらいサーブの練習。

グリップをちょっと変えるだけだから簡単。以前、ひじを痛めた時に、そのグリップで打ったこともあるし・・・。

ただ、意識してこれはスピン、これはスライスと考えてやったのは今回が初めて。

というか、これはスライスと思っていたグリップはスピンで打った方が良くて、スピンを打つ時はその逆なんだから、グリップとラケット面でいままで打ち消しあっていたとでもいうのかな?

 

また、トスを上手く上げるコツとして、いったんラケットを下げてから左手をあげていくこと・・も意識。

タメを作るコツとして、左腰をネット側に少し突き出すこと。

ボールを上げる位置・・・スピンはやや頭上。スライスは少し遠めでいい。フラットはその中間。

ボールの打つ位置はそれぞれ変わる(詳細は省略)。

あとはラケットヘッドを下げてから振り出すことだが、ヘッドを下げるためには人差し指を下げることを意識して行うべきだと考え、それを注意して実行。

最後に、振り出すときに左脇を締める。

 

注意すべきことが沢山あって、戦略を考えている暇はない。

ただ、バックサイドにはスピンサーブをコーナーへ打っていくとフォア側に浅いボールが飛んでくる。これをすかさずショートクロスに打ち込めば、決まる。つまり、2球でケリがつく。

気をつけるのは、その返ってきたボールがサービスラインより深かったらクロスに引っ張るのは少し無謀なので、もう一度バックに深く入れてから前に出て行くとフォアボレーをクロスに打ちこんで決まるんじゃないか。また、高めに返ってきたらスマッシュかな。スマッシュのインパクトは力を入れすぎないように。

 

とまあ、こんな注意ごとを頭に入れつつ、マッチを行ったら、なんと6-1で勝ってしまった。

サーブはいつもよりエースが多い。気のせいではないだろう。

バックハンドのグリップを変えたことも少しは影響していると思うけれど、サーブの攻撃力が上がったことのほうが大きいだろう。

 

なんか、ここへ来て一気に優勝が近づいた気がする。

プレッシャーもあるけれど、根拠のない自信ではない。

今回は納得できる力を持って試合に臨める。

 

あとは体に覚え込ませることだ。

バックは壁打ちしないと変になってしまう。

コツ?打つ前のラケットヘッドダウン=手首を曲げることと脇を締めることかなあ?