祖父永眠: 葬儀 | すみません、とりあえず生ビール1丁!

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朝、外にある水道はカチカチに凍って使い物にならないほどの極寒。この寒さの中、仏間と客間、さらに廊下の窓まで全開で祖父の葬儀を行いました。ストーブ、ファンヒータを合計 3台投入しても…寒い。

部屋には主に親戚関係、特に兄弟の多い祖母の親戚関係の方が多く会ったことのない人ばかり。家の外には近所の方…土曜日だったこともあって、たくさんの方に参列していただきました。

戦前は、近衛兵に選抜された(生前、満州で憲兵隊の隊長をしていた母方の祖父も「すごいことだ」と言っていました)祖父ですが、テンポはゆっくり…専業農家でしたし、スローライフを地でいく人でした。

そのくせ頑固者で、以前、肺炎で入院したときは、心配する親父の言うことを聞かずに

「寝ちょったら、足が細るけぇ、わしぁ階段で足を鍛えんにゃぁならん」

と言い、90歳をすぎて筋トレしていました…それも病院の階段で…親父と二人で呆れました。

90歳を過ぎてもボケることもなく(さすがに耳は遠くなりましたが)、草刈りや風呂焚き、農作業の手伝いなどやっていました。親父には、

「えらい(= 疲れた)んなら、無理ぃすんな、そこで見ちょけぇや」

と、よく怒られていましたが…きっと、あの世でも現世と変わらず農作業に明け暮れていることでしょう。

今更ですが、せめて95歳の誕生日は迎えて欲しかった…さようなら、おじいちゃん(合掌)