もはやBLのカテゴリーに
入れっぱなしでいいのかどうか
悩んでしまうような展開ですww

だって・・・・・

BLらしきものは全然ないんだもんーー!

巻数を重ねていくごとに
どんどんBLが遠ざかっていく・・・・・

でも、面白いからそれでもいいの。

画廊「胡桃の中」を通じて、
そして物言わぬ絵画を通して
人間模様が浮き彫りになったり
その人の人生が垣間見えたり‥‥‥。

毎回ホロリとさせられちゃうんですよね~。

そして唯一天真爛漫とも言える中居の無邪気さに
とても救われる気持ちになる。
それは読者だけじゃなくて谷崎もねww

前巻までのレビューはこちらやじるし胡桃の中1


川唯 東子著コミック「胡桃の中3」
胡桃の中 3 (ゼロコミックス)/川唯 東子
¥630
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絵画を見る目は超一流。でもちょっと理由アリな店主・谷崎。彼が経営するさびれた画廊『ギャラリー 胡桃の中』は、やはり曰くありげなお客や絵画が集まってくる…。己の芸術道のために妻の墓をあばく男、海外からの評価は高いが高慢で忌み嫌われる画家――彼らが谷崎と関わる時、事件の違う側面が見えてくる!?天然天使の中居と人間嫌いの変わり者・谷崎の二人が奏でる大人気「画廊」シリーズ、長編3作に短編1作、ショート描き下ろしを加えて大好評の第3巻!!



今回は無精ヒゲにくわえタバコがトレードマーク、
しかも風呂もあまり好きじゃない、服も何日も着っぱなし、という
モサ男の谷崎の

バラ超絶美少年時代バラ

のお話が読めちゃいます!!( ´艸`)

中居じゃないけど
なななななんでそんなんなっちゃったの?

と思ってしまうくらいはかなげで純粋な頃の英生クン。
彼の贋作家としての原点のお話でもあります。

そんな昔を懐かしんでしまう作品が
とある展示会で展示されていたんですね~。
もちろんそれは14歳の頃の英生・・・谷崎が描いた紛れもない贋作だったのだけれど・・・

それを見て、つい昔のことを思い出してしまう谷崎。
いやはや谷崎にもこんな可愛らしいウブな頃があったのね~と
ついついにやけてしまったよww

でもそれと同時に
なぜ谷崎が中居に惚れてしまっているのか・・・・
(一応惚れているんだよね?一応恋人なんだよね!?と
確認しなきゃならないほどBL色が薄いww)

それもなんだかわかってしまうお話でした!

中居は天然だからこそ、
屈折しまくった谷崎には貴重な存在なんだろうな~。

それにしても巻末の二人の子供時代の写真が・・・・・www

谷崎の美少年っぷりには驚かされましたが
中居のは期待を裏切らぬ変わらなさっぷり!
しかもヤギと戯れているし!!

これはこれでちょー可愛いんですけど~www

今度は中居の子供時代の話を
描くのでしょうか~。
なんかそんな感じで終わっているよね。

あ、もちろん、この巻、
谷崎の子供時代の話だけじゃなくて
墓荒らしをする謎の男や
高慢な画家の話なども収録されております!


H度ナシ
ストーリー度満月満月満月満月

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