もうー、すっごく癒されますっっっ!!

嫌なことがあった時やクサクサした時、
心がささくれている時にこんなの読んだら
思わず心があったまる。

松本花さんの描くお話ってそういうのが多いですよね。

がっこうのせんせい1 」もそうだし、
一寸少年 」もそうでした!

キャラたちの無邪気さや純粋さに
とにかくヤラレテしまう!

擬人化が多いからかな。
人間だとそんな純粋な人など・・・と思ってしまうかもしれないけど、
「がっこうのせんせい」の動物たちや今回の「蜜の王国」の虫たちの
飾りッ気のなさがいいんだろうなぁ。

そうなんです!
この「蜜の王国」は虫たちの話。
擬人化だけど、虫の生態がキャラの性格にも現れていて
この人間(虫)関係がまた楽しかったりするのね。

主人公は害虫と言われるアブラムシの緑。
その緑とラブラブなのがクロアリの黒ちゃん。
実際にアブラムシのお尻から出る蜜は蟻にとって好物らしいですよ。

1巻目のレビューはこちらやじるし蜜の王国 1


松本 花著コミック「蜜の王国 2」
蜜の王国(2) (花音コミックスCitaCitaシリーズ)/松本 花
¥650
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素直で可愛い~「アブラムシ」緑ちゃんは強くてカッコいい「クロアリ」の黒ちゃんとちょ~ラブラブ同棲中。
ところが、緑ちゃんの天敵「クサカゲロウ」草ちゃん(ツンデレ)や「ナナホシテントウ」天道組の粋な若頭・七星と舎弟・亀児に目を付けられちゃって★★★
遊び人はっちゃん×マジメ眼鏡スズキさんの恋も注目★ちっちゃな虫さん達のBIGラブ読切シリーズ第2巻!描き下ろしあり。



今回はNEWキャラが登場しています!
自然界ではアブラムシの天敵であるナナホシテントウです!!

よく薔薇園ではテントウムシにアブラムシを退治させているんですよね。
ほら、害虫を退治するのに薬品を使いたくはないので、
テントウムシにアブラムシを食べてもらうんですよ。

ということで、このシマでアブラムシ退治を仰せつかった天道組若頭・七星(ナナホシテントウ)と
その舎弟である亀児(カメノコテントウ)が新しく加わりましたww

二人ともイイキャラです!!
七星は天道組のカリスマなのだwww
組長の息子なんだけど、その漢気と美貌に惚れて
舎弟たちは皆、七星に惚れているww
七星を支える亀児は、まぁ、そういういろんな意味で七星を守っているというわけだ(笑)
(この二人の関係も気になるな~)


アブラムシ退治、それはもちろん緑も含まれちゃう。
でも緑は花も草もとっても大好きだから枯れないようにちょっとずつしか蜜を吸わないのね。
七星とも約束をして仲良しになっちゃうのだ。

とにかく緑の特技というか凄いところは誰とでも仲良くなってしまうところ。
それが例え天敵であろうとも仲良しになれるのは才能としか言いようがない!
そんな緑にハラハラしながら、でもそれだから緑が大好きな黒ちゃん。

七星と亀児が本当にステキキャラなのだ。
仁侠を地で行く二人なのよね。
だから仁義にはとてもうるさい。
緑とも漢気で結ばれているしww

それにね、七星はまるっきり意識してないけど、無自覚フェロモン系受けなんだよwww
そのフェロモンで舎弟たちを虜にしてしまっている!
だもんで、妄想だけで舎弟たちを前かがみにさせてしまうことだってできちゃうわけだ!ww
(勝手に妄想してんのは舎弟たちだが、妄想せずにはいられないってことさ)


他にも1巻から出ている蟻地獄の影。
影はかなりエラソーなキャラなんだけど、
蟻地獄って一歩自分の巣から出ちゃうと途端に気弱になっちゃうらしいんだ。
おかげでこの影も一歩巣の外へ出ちゃうと・・・・
あんた、誰?
と思っちゃうくらい、いい人になってしまう!

こんな風に虫たちの特徴がうまく使われているんですよね~。

一つ一つの話が数ページのショートストーリ。
でもそこにはちっちゃな虫たちのおっきな愛情と友情と笑いが詰まっています!!

是非、この作品でほっこりしちゃってください~!!


H度ドキドキ(チュウくらいだな)
ストーリー度満月満月満月満月三日月
昆虫度アリアリアリアリアリ

ペタしてね

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