花降楼シリーズ最新刊です!!

2巻目の「愛で痴れる夜の純情」 で蜻蛉に振られちゃう岩崎が
蜻蛉に似た禿の椛(もみじ)と出会い
蜻蛉のように育てようと光源氏の「若紫計画」を遂行しちゃうのだ!

昔、愛した人の面影を
椛にそのまま投影する。。。。


何も知らないのは当の椛だけ。
優しくて素敵な岩崎に
本気で好きになってしまう。
身代わりとも知らずに・・・・


もちろん、お馴染の綺蝶&蜻蛉の姿も
ちらっと見られます。
しかも!!!!
シリーズ始まって以来、初の
蜻蛉のスーツ姿が拝めますっっっ



鈴木 あみ著「臈たし甘き蜜の形代」
臈たし甘き蜜の形代 (白泉社花丸文庫)/鈴木 あみ
¥650
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幼い頃、吉原の男の廓「花降楼」に売られた椛は、まだ禿であるにもかかわらず大貿易商の御曹司・岩崎に見初められ、高価な贈り物や新造出しの世話まで約束されていた。両親を亡くして以来、誰も愛してくれる人などいないと思っていた椛は、可愛がってくれる岩崎に対し淡い思いを抱き始める。だが岩崎は、以前この見世の傾城だった蜻蛉を身請けしようとし、直前に奪われるという過去を持っていた。椛はそのよく似た面立ちから、岩崎が自分蜻蛉の身代わりとして扱っているのを知り…。大人気・花降楼シリーズ第九弾。



このシリーズも9弾目なんですよね。
ちなみにこれまでのシリーズは・・・
君も知らない邪恋の果てに
愛で痴れる夜の純情
夜の帳、儚き柔肌
婀娜めく華、手折られる罪
華園を遠く離れて
微笑の閨に侍る夜
白き褥の淫らな純愛
愛しき爪の綾なす濡れごと


この本を読むにはやっぱり
蜻蛉という人間を知って読んだ方が楽しめると思うのよね。
とうか
その方がどうしてここまで岩崎が
蜻蛉に執着するのか、とか
わからないところもあるかと思うのよね。


禿時代から5年もかけて
椛を育てて?きた岩崎。
椛が、すごく岩崎を慕ってて、その姿がまたカワイイんですよ。

岩崎にしてみたら
なりは蜻蛉だけど
その瞳は自分だけをみてくれる
自分だけを慕ってくれる・・・・
これ以上ない喜びだったんだろうなぁ。椛には残酷だけどさ。

でもその岩崎の思惑も椛に知られてしまう。

そして

岩崎様なんて大嫌い

この言葉にキレちゃう岩崎。
まだ水揚げ前だというのに無理矢理身体を奪ってしまう暴挙にでる。


椛も岩崎のことが好きな分苦しいのだけど
それ以上に岩崎もまた苦しんでいた。

彼も自分の気持ちがわからなくなっていたのよね。
蜻蛉を求めているのか、
それとも椛を求めているのか。。。。

そして仕事で向かった海外で偶然見かけるのだ。

幸せそうに寄りそう綺蝶と蜻蛉の姿を・・・・


この2人のこの姿を見れるだけで
この本を買って良かったと思いましたww

綺蝶が蜻蛉を「尚(しょう)」と本名で呼ぶその甘い声。
幸せそうに微笑む蜻蛉。



これがきっかけで岩崎は椛を
蜻蛉の代わりではなく愛していたのだということに気付くのよね。

最後のHはひたすらに甘い。

なんせ12斎の頃から椛を可愛がって5年。
小さい頃はお膝の上に乗っけたりしていたので
Hのとき、どの体位がいいのか岩崎に聞かれ

お膝に抱いて・・・

とおねだりするのがツボったよwww

それにしてもこの子「もみじ」という名前なのに
漢字が「椛」だから
どうしても「かばちゃん」と読んでしまう私。
その度にあの「かばちゃん」が頭の中にちらほらと・・・・・ww


H度ドキドキドキドキドキドキ
ペタしてね

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