「がっこうのせんせい」も5巻目となりました。

これまでのレビュー
がっこうのせんせい1
がっこうのせんせい2
がっこうのせんせい3
がっこうのせんせい4


今回は、
柴犬の友ちゃんの話。

胸がしめつけられそうなくらい
切なかったですね。


友ちゃんはいっつもニコニコしてるし
人懐っこい子なんだけど

そんな友ちゃんにも
涙・涙涙の過去があるのよね。

柴犬の特徴である
シッポくるりん!が
トーってもらぶりーな友ちゃん。

そんな友ちゃんの悲しい過去とは・・

松本 花著コミック「がっこうのせんせい5」
がっこうのせんせい 5 (ディアプラスコミックス)/松本 花
¥580
Amazon.co.jp

友はまだ捨て犬だった頃、小学生の太郎に拾われた。太郎に「おとうと」として可愛がられるけれど、社宅住まいにペットは厳禁。やがて行き違いで太郎と「おとうと」は離れ離れ!!再び捨てられた友は‥‥‥!?



友の話にいく前に
肝試し編があるんだけどww

これ読んだら

ああ、せんせいがこの学校に来たのは
偶然じゃなくて必然だったのね・・・・


というのがわかるようになるんですよね!
ま、まさか、
こんな繋がりが隠されていようとは・・!

そして友ちゃん編。

せんせい、あかちゃんはどこからくるの?

という、なんとも子供らしいカワイイ質問に
悩み悶えるww温之。

友は赤ちゃんを見たり、
お母さんやお兄ちゃんという言葉に
とても敏感に反応しちゃうのね。

だってそれらは友の思い出を呼び起こさせるから。

友は捨て犬だったんだけど
太郎がこっそり社宅の外ロッカーで
飼っていたんだよね。

でも、吠えたりしたらいるのがバレちゃうから
いつも「我慢して」太郎の帰りを待っているの。

我慢をしたら、目一杯太郎が優しくしてくれる・・・

友はどんなに淋しくても
きちんと大人しく待つ犬になるのよね。

だけどさー、所詮社宅だし、飼えないし、いつかはバレちゃう。

そしてまた友は捨てられ
このがっこうにやってくるんだけど。。。。

この経緯も本当に切なくてね。
太郎は太郎でどうにか
友が幸せで暮せるように子供ながらに考えるわけ。
だけど自分が犬を拾ってきたせいで
両親が喧嘩をしてるのを見ると
悲しくなってしまうんだよね。

で、いくつかの誤解と不運が重なって
友はまた捨てられてしまうんだよ。

だけどね、
友はきっと我慢してたらまたいいことがあるって
太郎を信じるんだけど・・・・

捨てられてしまったことで深く傷つく友。

そんな友を暖かく迎えいれようとする
動物たちのがっこうの生徒たち(&校長)。

なかなか心を開かない友に
やっぱりペットから捨てられた過去を持つウサギのノンタの
心の叫びが頑なな友の心を開かせるんだよね。


私、思うんだけど
この漫画って、
なんだか、大人も読む「絵本」的な感じがすごくするの。

1巻でさ、
人間である温之が

この子達に恥じない先生になりたい

って思うシーンがあるんだけど
ホントね、この子達を見ているとそんな気持ちになるのよ~。

ただ絵本にするには
6巻目はBLらしい?そんなシーンも
ほんの少しですがやっと出てくるんで

絵本にはできませんなぁwww

ペタしてね

にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ   ←参加しています。よろしくねラブラブ
にほんブログ村