ほんとにね、
このお話、
ケモミミスキーな方だけじゃなく
いろんな人に読んで欲しいなぁ
、って
思っちゃいましたね。

毎回、必ずどこかでホロリしょぼんとさせられちゃうの。
そしてペットとの接し方にも考えさせられる。

動物たちはただカワイイだけじゃない。
学校に来るまでには
彼らにも彼らなりの
事情とちょっと辛いこともあったりなのだ。

そう、一番最初のレビューに書いたとおり
ここは「捨てられた動物達」の学校だからね。

今回は
万年発情しててお騒がせな兎少年・暢太(ノンタ)と
利発で皮肉屋でちょっとひねくれてて、、でも優しい銀狐の銀との
出会いと学校へ来るようになった経緯です。

これまでのレビュー
がっこうのせんせい1
がっこうのせんせい2
がっこうのせんせい3


松本 花著コミック「がっこうのせんせい4」
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幼いピンク兎・暢太はある日、大好きな飼い主に飽きられて雑木林に捨てられた。そこで出会った狐の銀に襲われるが、銀は暢太を殺して食べることが出来ない。そのせつない理由とは!?


もお、今回はいきなり憤ってしまいましたよ!!プンプン
ノンタは愛玩動物として生まれ、育ち、飼われていたのに、
そこの一家に飽きられてしまって捨てられちゃうのよね。

そういうヤツは最初からペットを飼う資格ナシ!!
いらなくなったら雑木林に置いとけばいいでしょ、なんて
人間の勝手な言い分だわー!!

一番許せないのが、そのノンタを捨てて仔犬を飼い始めたこと。
どうせ、このような家族は
その仔犬だって成犬になって子供の頃のような可愛さが失われてきたら
また簡単に捨ててしまうのだ!


なーんて、プリプリしながら読み始めてしまったわけwww
だってね、
その家族に最初は可愛がられて
どんなにノンタが幸せだったか、
家族みんなのことを愛していたのか、
わかるんだよねー!

自分が捨てられたのは
可愛くなくなったからだ、臭うからだって
そう思っちゃうんだ。

なんていじましい・・・・しょぼん

飼い主に捨てられても
淋しさはあってもペットは飼い主を恨むわけでもなく
慕う姿が痛々しいのだ。


そして銀ーー。
銀は最初から一人だった。
だけど毒のある実を食べてしまって
そこで田舎の年老いた女医に助けられる。

銀はね、ペットではないけど
このおばあさん医者のおかげで
人のぬくもりや温かさを知ることになるのよね。

そしてすこぶる頭がいい!!
ちゃあんとおばあさん医者の言うことを理解しているのだ!

そして雑木林に捨てられたノンタと銀は
出会うようになるんだけど、

どうして銀がノンタを捕食しなかったのか、
そんな理由も書かれているんだよね。

ただ、人間の姿に
ケモミミとシッポをつけただけの
お話じゃあありませんよ~。

さてさて、5巻目は。。。。

2巻目は雪、3巻目はリスの双子、4巻目が銀&ノンタ
とくれば・・

はい、マメ柴友ちゃんの過去があきらかに!

こちらも涙モノです~涙

切なさ度お月様お月様お月様
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