【小湊鉄道】急行『利尻』 | 『日本全国丸型ポスト』のブログ

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 北海道シリーズ第二弾(7月)は、『利尻』です。6月までの『天北』は、キハ40の首都圏色2連が基本で一部東北色が運用されていたようですが、今回は東北色単行運転という驚きの編成でした。『利尻』では、首都圏色+五能線色での運行もあったようなので、だいぶ「なんでもあり」になってきているようで、毎週撮らないと・・・という人もいるでしょうね。首都圏色にしても、実際北海道でこの組み合わせがあったわけではないので、マークの図柄に塗装が似合う、似合わないもあるでしょうし、面白いかもしれません。

 

 

 アクアラインはあまり混雑していなくて、早めに到着しました。スタートは上総牛久駅から。ここの有料駐車場は一日200円で、駅の窓口で車のナンバーを知らせて支払いをします。かなり乗車人数がいました。閑散としていた6月がウソのようで、青春18きっぷ効果でしょうか。なお、首都圏色のキハ40 2連は一般運用についていましたので、あえて急行列車からは外したことが分かります。

 

 

 S字カーブが最も宗谷本線っぽいかなと思っている、月崎-上総大久保間。右の山の向こうには、地磁気逆転地層のチバニアンがあります。

 

 上総大久保-養老渓谷間をつなぐ県道81号線が土砂崩れのため当面復旧見込みなしの通行止めとなっており、上総大久保駅先の狭い迂回路も通行止めで、月崎-上総大久保間の172号線から大多喜方面に向かい、途中の南下する山道を使って、上総中野周辺に到達しました。

 

 

 なんとか折り返し発車前に到着しましたが、光線の当たり具合が弱いです。

 

 

 その後は海まで南下してポストを撮影してから、上総中野に戻ってきて到着前と折り返し発車後を撮りました。線路脇の草丈を心配していましたが、かろうじて大丈夫でした。

 

 

 追っかけないので、三脚2台構えで、この写真は300mm×1.6倍(EOS7DII)。左から伸びる枝が気になったので、最悪手前なら回避できると考えて置きピンせずAIサーボで連写。結局枝は干渉せず。ヘッドマークの取り付け位置が低いのが気になります。

 

 車では大迂回なので、追っかけがおらずのんびり撮れるかと思いきや、10名ほど集結し、私が探したのとは違うルートで追っかけて行きました。

 

 この後は、上総大久保駅俯瞰に行きましたが、駅出入口側の先にひまわり畑が出現しており、そこで撮影する人が障害となって、思うようには撮れませんでした。

 

 また、上総大久保駅向かいではスズメバチが襲来して来ましたのですぐに退避しました。ご注意を。

 

 

 いつもは上総大久保か久留里で水を汲んでいましたが、今回上総大久保の道が通行止めで組めなくなったことから調べたところ、小櫃でも汲めることが分かり、初めて帰りに小櫃に出ました。もし、列車の追っかけで上総牛久まで戻る場合は、帰り道に下郡まで往復8km余分に走ると汲めることが分かりました。

 

 次回、8月のヘッドマークは『サロベツ』。ざっくりの図柄や文字のバランスが悪いので気乗りはしませんが・・・(笑)。エゾカンゾウの花を大きく手前に配したキハ183系の『サロベツ』のマークは素敵でした。

 

 

2024年7月21日撮影