【いすみ鉄道】房総を彩った遜色急行の終焉(前編・大多喜-上総中野) | 『日本全国丸型ポスト』のブログ

『日本全国丸型ポスト』のブログ

写真集『日本全国丸型ポスト』現代企画室の完売を目指します!!
これを売り切らないと、次を出版する見込みが立ちません。ぜひ、書店でお買い求めください!2,640円です。朝の情報番組『スッキリ』や新聞などで紹介されました。

 

 昨年のダイヤ改正で土曜日のみ運行となったキハ52ですが、2024年3月ダイヤ改正により、キハ52は普通列車の多客臨や団体列車専用になり、急行運用をやめることが発表されました。新しいダイヤを見ると、大多喜-上総中野間が2往復に増強され、光線が悪くて撮れなくなっていた撮影ポイントがたくさん復活することになり、非常に喜んだのですが、よく見ると、5月連休後は多客臨と団体に限定されるようで、通年で撮れるのは終わりのようです。

 それでまず思い浮かんだのが、雪景色。房総半島は温暖なのでなかなか雪化粧することがなく、運転日が減った今シーズンは撮るチャンスがありませんでした(3月末までわかりませんが)。今後は、運転頻度によりますが、より困難になるでしょう。

 

 この改正で、私が以前必ずと言っていいほど撮っていた総元-西畑間の午後撮影の復活(これを一番喜びました)と、午前の大多喜-小谷松間も撮れるようになります。

 

 それから、今のダイヤだから光線が良い場所・・・。ほとんどありませんが、久我原-総元間の夷隅川を渡った後の築堤は改正後は10時過ぎなので、正面にきれいに光線があたるのかどうかです。

 

 というわけで、23~25日の3連休の両端が1日雨。中日の土曜のみ晴れでしたので、2022年11月19日以来、久し振りにいすみ鉄道に行くことにしました。キハ28を見送ってから、キハ52の単行運転になりましたが、一度も行っていませんでした。もともと、1往復化されて撮影回数が激減していたところに、キハ28フィーバーで通った反動と、2023年改正では土曜のみ運転となって更に魅力が減っていたためです。

 

 

 まずは、菜の花もぼちぼち咲いていましたがそこはパスして、目的地の久我原-総元間です。とりあえず、今回押さえておきましたが、135mmの単レンズを持って行くのを忘れました・・・。うっかり自作の撮影ガイドを持って行かなかったため、気動車のサイズ感も分からず。うっかりアップにすると切れたりするので、少々広めに撮りました。

 

 

 そのあとは総元-西畑間へ移動し、本日のヘッドマーク狙い。「準急 総武」です。1月から?特別ヘッドマーク掲出の案内が月ごとにされていますが、片側マークあり、片側なしというのはマーク有り無しどちらの好みも満たすため、ベストだと思います。

 

 

 2024年2月24日撮影