富山市には
桐朋音楽大学院大学と
桐朋アカデミーオーケストラの研修生の皆さんの
キャンバスがあります。
富山市駅から西へ1駅から直ぐの土地に
富山市芸術創造パークがあり
市民が芸術全般の練習やイベントに使用でき
桐朋のキャンバスと繋がっており
富山県立呉羽高等学校のキャンパスにも繋がり
音楽の拠点にもなっている一体は
穏やかな環境で全国からも
音楽合宿などで訪れてもらっています
桐朋アカデミーオーケストラが
富山市のオーバードホールで
オーケストラの定期演奏会や学生さんの
アンサンブルなどのコンサートを
市民が気軽に聴かせて頂ける機会を
頂いています。
最近では3000人近いキャパな満席になるほどの
クラシック好きが集まる演奏会に🎵
土曜日は私のお目当ての
お目当ては
ラヴェル「高雅で感傷的なワルツ」の
演奏を楽しみに出かけました♪
今回は今年最後の特別演奏会
特にコンマスの方は
バイエルン国立放送楽団からの客演で来日
トランペットとホルンも同じく来日されていました。
「音の魔術師」と呼ばれたラヴェルさま
その美しい色彩のオーケストレーションとは
こういう音なのだと、体感できたこと
なんと幸せな音楽の時でしょうか。
3階席のステージからかなり離れているお席でも
ピアニッシモのトレモロストリングスの音が
それはそれは美しく聴こえ、また幸福感に浸り
特にラヴェルらしいのは
高音のフルートにハープの光る音色
そしてホルンが低音を支える
オーケストレーションが絶妙に美しく
ラヴェルが楽器屋さんから
ハープを売るために作品を依頼された楽曲
♪序奏とアレグロ
を思い出しました
高雅で感傷的なワルツ
ピアノ曲で作曲された後に
オーケストラに編曲され
バレエのための音楽にも。
この曲は、次女が音大時代から特にラヴェルを好んでいました。音大の先生がラヴェルのお弟子さんの弟子でいらして、直伝に奏法や表現を受け継ぐというありがたい事で、音楽はそうやって引き継がれ行くのですね。
娘達のリサイタルで「高雅で感傷的なワルツ」を演奏した事もありました。
なかなかラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」をコンサートのプログラムに入れる事は珍しいのかなと思いますので、今回とてもとてもラッキーで鑑賞する事が出来て幸せです。
エレクトーンをやっていると、音色にとてもこだわりと敏感になります。
一つの楽器の音色がオーケストラになり
色彩が織りなす立体感は
ラヴェルは作曲家の中でも群を抜いて
抜群に素晴らしい!!と今回体感しました。
ベルディやヨハン•シュトラウスの楽曲もとてもとても素晴らしい曲でしたが
ラヴェルの楽曲になると、同じ奏者だけれぉも
まったく違って聴こえてくるのも不思議なものですね。
今回は念願のラヴェルが聴けて
とても嬉しい思いをしました。