自分が肩入れしている●●●の弱みを探す | 人生のサプリメント ― 蔵書より、今日のワンフレーズ

人生のサプリメント ― 蔵書より、今日のワンフレーズ

人生を拓いてくれた、手持ちの書籍たちから、
その日の直感で選んだフレーズを、ご紹介していきます。

人生に、ほんのちょっとでもなにかをプラスする、サプリメントになれますように。

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★今日のフレーズ:

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」(ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド/日経BP社)より


『むしろ、自分が肩入れしている考え方の弱みをいつも探したほうがいい。これは自分の専門分野でも当てはまる。自分の意見に合わない新しい情報や、専門以外の情報を進んで仕入れよう。』(p241)




★解説:

 真に完璧な人間なんて存在しない。
 いつでも絶対に正しい人はいない。
 それが、まずはこの世の大前提です。 

 そんな大前提の上に立ってさえ、
 私たちは自分こそが正しいと思いがち。

 自分の意見が、価値観が、ものの見方が、
 物事や世界を理解する最高の切り口だと、
 無意識に思い込んでしまいがちです。

 もっと正しい解釈、効果的な対応法が、
 存在する可能性は十分あるのに、です。
 
 専門家とは、その道のプロ。 
 その道に精通していて当然です。

 同時に“その道以外”の知恵もあるかは、
 極論的に言えば、問われません。

 プロだからこそ、専門家だからこそ、
 その道が見える。
 だからこそ、専門家であるからこそ、
 その道以外を見落としてしまう。

 だからこそ、プロは見聞を広げ、
 価値観を凝り固まらせない努力をします。

 ただの専門家と、プロフェッショナル。
 両者の境目は、そこではないでしょうか。



★今日の「ちょい足し」サプリ:

 専門家は道に固執し、プロは道と共に成長する



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FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
ハンス・ロスリング オーラ・ロスリング アンナ・ロスリング・ロンランド
日経BP社

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