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★今日のフレーズ:
「年をとるほど賢くなる「脳」の習慣」(バーバラ・ストローチ/日本実業出版社)より
『自分自身のことばかりを考えている人、社会での自分の地位をいつも気にしている人は。知恵を尺度とした成績が非常に悪かったんです』(p88)
★解説:
フロリダ大学のモニカ・アーデルト教授が、
人の「知恵」について長年研究した結果です。
知恵にも様々な要素がありますが、
総合的に、被験者各自の知恵のレベルは、
彼らの利己的性格と決定的に相関したそうです。
他人を気遣って行動できる人ほど、
高いレベルの知恵を発揮できる人であり、
自分の脳を上手に活用できている人。
逆に、行い自体は他人のためのように見えても、
嫌われたくない、評価を落としたくないなど、
実は自分の事しか考えていないとすれば、
知恵という面でいえば芳しくない、ということ。
社会でモリモリ出世する人がもてはやされ、
さも賢い人であるかのように見えるのは世の常。
だけど、その後も本当に活躍できている人と、
見る影もなくなっていく人を比べてみた時。
やはり大きな違いは、その行いに、
「世のため人のため」が滲み出ているかどうか、
と感じざるを得ませんね。
★今日の「ちょい足し」サプリ:
自分を疎かにすることと利他とは違う点も注意。
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年をとるほど賢くなる「脳」の習慣
posted with amazlet at 19.03.23
バーバラ・ストローチ
日本実業出版社
売り上げランキング: 247,825
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よい本をありがとうございます。