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★今日のフレーズ:
「新約 とある魔術の禁書目録(21)」(鎌池和馬/KADOKAWA)より
『……そもそも馬鹿が同じレベルの馬鹿を求めて心の安寧を得ようとしたのが馬鹿の馬鹿たる所以なのだ。自分が伸びて大きくなろうとは考えられないのかこの馬鹿は』(p109)
★解説:
「It's Your Ship」の著者で知られる、
マイケル・アブラショフ氏が、
米国国防総省にいたころの実話だそうです。
ある日、国防長官に届いたのは、
「空軍の兵士の待遇が良すぎる」
との陸軍と海軍からのクレーム。
空軍は福祉や居住環境が充実して贅沢だから、
予算を減らして陸海軍に回してほしい、と。
これに対し、長官はこう答えました。
「空軍は与えられた予算を有効活用して、
人員の生活の質の向上を実践しているだけだ。
他者の水準を引き下げるのではなく、
彼らを手本として自らの水準を高めるよう、
努めるべきではないのか」
――大変残念なことながら。
「低いレベル」でつるんでいると、
より「高いレベル」の存在を引き下げて、
たとえば陰口やアラ探しなどによって、
劣等感を紛らわそうとしてしまいがち。
もちろん自分が高まることはありません。
むしろ他人の足を引っ張ることで、
社会全体のレベルが下がってしまうことを、
くれぐれも自覚しておかないといけません。
天に吐いたツバは、どんな形をとるにせよ、
必ず自分に落ちてくるわけです。
★今日の「ちょい足し」サプリ:
何であれレベル上げには自覚と労力がいる。
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新約 とある魔術の禁書目録(21) (電撃文庫) 鎌池和馬 KADOKAWA 2018-10-10
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よい本をありがとうございます。