2013年大河ドラマ『八重の桜』の舞台に行ってみた。 | (不肖)大河ドラマ批評家「一大河」の批評レポート

(不肖)大河ドラマ批評家「一大河」の批評レポート

海外ドラマより、韓流ドラマより、もっと面白いドラマがある。
日本でもっとも歴史あるドラマ、それが「大河ドラマ」である!
不肖・大河ドラマ批評家「一大河」が、古今の大河ドラマのレビューを
つづっていきます。

こんにちは、一大河でございます。


『平清盛』の今週のレビューもほっぽり出して、
わたくし月曜から東北一人旅に出ております。



都会の喧騒から逃れるため…という理由も無きにしもあらずですが、
やはりここは大河ドラマ批評家たる者、来年の大河ドラマ『八重の桜』の
予習のため、ご当地である会津若松に潜入レポートというのが最大の目的。



というわけで、行くぜっ!会津若松

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先日まで大雪が降ったようで、道路の片隅にうず高く積み上げられた
雪がそれを物語っています。
とにかく、寒い。



まず市内バスで最初に降り立ったのは「飯盛山」
歴史好きの方には言うまでもありませんが、飯盛山は「白虎士中二番隊」の
20人が、炎上する鶴ケ城を見、もはやここまでと自刃した地。



山の中腹には「白虎隊記念館」がひっそりと建っています。
「日経PLUS1」の「女性がすすめる歴史資料館ランキング」にも
選ばれたとのこと。

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会津戦争を中心に、白虎隊、新政府軍、旧幕府軍それぞれゆかりの
史料が展示されています。



たとえば「近藤勇使用の鉢金」などは、130年前の血痕が未だに残っていて、
変なハナシですが、「本当に日本が二つに割れて殺しあってたんだなァ」と
いうことを非常に生々しく、実感しましたね。



芸能人では、森繁久彌氏、堺雅人氏、しょこたんなんかも訪れたようですね。
会津若松を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。



さて、記念館を後に、ここから「白虎隊自刃の地」を目指します。
まだ雪が溶けていないところも多く、階段で登るのは一苦労。
ここもそうですが、市内をあげて「八重の桜」をバックアップしてますね。

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階段をのぼりきったところに見えてきたのは「白虎隊十九士の墓」※
そのかたわらには、ともに会津戦争を戦った武家の婦女子たちの墓もあります。

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※自刃の末に一命を取り留め、後世に白虎隊の悲劇を伝えたとされる
「飯沼貞吉」の墓は、ここから少し離れた場所にあります。



さて、白虎隊の隊士らが飯盛山から鶴ケ城を眺めた場所にやってきました。
実際に歩いてみると、山のてっぺんではなく中腹くらいのところにあるんですね。


その場にはちゃんと「白虎隊が鶴ケ城を眺めた場所」と案内があります。
…が、天候が悪かったせいか、思ったより良い眺めではない…

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じつは、隊士らが自刃したとき、鶴ヶ城はまだ陥落していませんでした。
その後1ヶ月くらい新政府軍と交戦し、ついには降伏に至るのですが…



隊士らもすぐに自刃したわけではなく、生きて敵と戦うことを望む者と、
生き恥を晒すことを望まぬものとの間で意見がわかれていたようです。
つまりは、城が陥落していないと考える者もいたわけですね。



その鶴ヶ城はいま、本丸のみが「鶴ケ城博物館」として残されていますが、
わたしが訪れた時はすでに閉館しておりました。

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ここまで、わたしの旅行記を書いて参りましたが、大河ドラマ『八重の桜』が
いよいよ来年の1月6日(わたしの誕生日です)にスタートします。



しかも、テレビ東京系列では、新春ワイド時代劇で
『インヴィクタス ~負けざる者たち~』

…じゃなかった、
『白虎隊 ~敗れざる者たち~』が、1月2日夕方5時からぶっ通し7時間放送!

公式サイトはこちら
↓↓↓
http://www.tv-tokyo.co.jp/byakotai/



ことしは会津若松がアツイ!!
というわけで、『八重の桜』そして『白虎隊~敗れざる者たち~』ともども、
時代劇ファン、大河ドラマファン、そして綾瀬はるかファンは乞うご期待!