モエ・エ・シャンドンが忘れられない。Lakeです。
ようやく英語を読む作業からほぼ解放されたので、『落窪物語』を読み始めました。基本的には、継母に虐げられている女君がただ一人の味方である侍女のあこきとともになんとか幸せになろうという話(だと思います)ですが、あらすじだけ見るとまるでシンデレラですね。ところがこの作品、始まってそれほどしないうちにベッドシーンが出てきます。男君が無理矢理そういう方向に持っていくわけですが、あこきは男君の従者(たちはき)と同じくベッドに入っていて、女君の部屋の物音に気付くとたちはきを問いただします。まあそうなるだろうという展開ですが、たちはきが観念して自分の策略(男君のために時間を稼ぐ)を暴露すると、あこきは途端に「ならOK」という態度になります。男君が女君と結婚すれば、自分の主人は継母の虐待から解放されるので、まあ女君を思ってのことなのかもしれませんが、予想しない返事に笑ってしまいました。
この『落窪物語』、実はかなり視点や演出にこだわっていて、それぞれのキャラクターも性格がはっきりした、大変エンターテインメント性の高い本です。まだ全体の13分の2くらいしか読んでませんが。皆さんもよろしければどうぞ。反動でめっちゃ真面目な記事を書いてしまったので今日はこの辺で。