ゲゲゲの藝術学 -6ページ目

木彫しました 3

カバです。

娘のおもちゃとして、どんどん作ろ。絵、描くのほんとやんなっちゃった。

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木彫しました 2

絵を描く気分ではないので、小さな木彫を気晴らしにやっています。

木彫を始めたのは去年。クリスマス用のオーナメントを作ったのがきっかけかな。

木を彫る感触の心地よさ、自分のしたことが確実に眼前に現れる感覚は、絵にはないな。

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木彫しました

手のひらサイズの小さな木彫作品を、娘をモデルに作ってみました。

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韓国行って来ました。

GALLERY IHNで開催中のグループ展を観に、韓国に行って来ました。

展示タイトルが「JAPANESE GROUP SHOW」から「JAPANESE COLORS」に。
参加メンバーも若干の変更があったようです。

滞在期間中はずっと雨でしたが、東京より涼しく、過ごしやすかったです。

レセプションにはセレブっぽい雰囲気の方々が入れ替わり立ち代わり会場を訪れてました。

作品の印象からか、僕を見るなり「あら? 女性かと思っていたヮ」と言われることも。

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展示タイトル「JAPANESE COLORS」。

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ギャラリーとは言っても会場の広さは日本の美術館に匹敵する大きさです。

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右奥、左奥の壁面に僕の作品。手前は金田勝一さんの作品「Human's Own Evo4 (021)」と「Human's Own Evo7 (001)」。

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小品1点を知り合いの韓国人アーティストEDDIE KANGがお買い上げ。

韓国では展示の度にカタログを発行するのが常識のようで(どのギャラリーにも展示中の展覧会カタログが無料で置いてあった)、僕もギャラリー巡りをして、カタログを何冊か貰って来ました。

日本もこのスタイルを導入したらいいのに(でも日本でするには費用的にちょっと厳しいか…)。

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今回の展示もしっかりとカタログに。こういうの嬉しいですよね。

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中身はこんなかんじ。

9/15まで開催されていますので、韓国にお立ち寄りの際は是非足をお運び下さい。

ガンバレ オイリー君 第3話 その3

<前回のあらすじ>
デッサンを描いていて立体感が出ないことに頭を悩ますオイリー君。
そこに近代絵画の巨匠、セザンヌ先生がやってきた!
悩むオイリー君に彼は言い放つ!!
「自然を円筒形と球形と円錐によって扱いすべてを遠近法のなかにいれる!」と…。

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次回、第3話完結!!

ガンバレ オイリー君 第3話 その2

前回のポストから、ものすごく間が空いてしまいましたが、マンガ『ガンバレ オイリー君』です。(アクセス数を見るとあんまり人気ないみたいですね…。)
まだまだ続きますyo!

<前回のあらすじ>
「立体感がでなーい!」そう絶叫し、アトリエの床をのたうち回るオイリー君。
そこに、モダニズム絵画の父、セザンヌ先生がやってきた!

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セザンヌ先生の言葉に衝撃を受けるオイリー君。セザンヌ先生の真意とは。
待て!次回!!

制作と英語と私

今月25日からのソウルでのグループ展の作品制作も終わり、展示のスケージュールも空いたので、期日に追われることなく、黙々と(ダラダラと)作品を描いてます。

今年はホントになんだかゆっくり。

まぁ、思い付きで描いてはみたものの、途中で投げ出した作品が何点かあるから、それをチマチマ加筆して仕上げていこう…。

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今の僕の心境を表すかのように矢が刺さっているオデちゃん…。
どことなく表情も悲しげだ。


良くも悪くも、今年はターニングポイントとなりそうな予感がしている…。

そんなこの頃ではあるが、最近は朝、少しだけ早起きをして英語の勉強をしている。
海外に足を運ぶたびに、語学の重要性を実感し、なんだか堅苦しい本を教材に気合いを入れて勉強をやってみたのだが、中学生の基礎英語ほどの学力もない僕はすぐに挫折。
気合いだの根性だのではどうにもならない壁を実感していたところに、ぴったりの教材を発見したのでした。

その名も「ガンダムで英語を身につける本」。

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こういうのを探していたんだぜ~。

これを朝起きたら必ず手に取って、少しでも英語に触れるようにしています。
ここにある英文を暗記するだけでも今よりはマシだろうと。

万里の道も一歩から。

お知らせ〜告知

なんだか今日は「季節はもう秋かしら?」というくらい涼しい。
今年の夏、日頃どれだけ暑いかってことですね…。

展覧会の告知をひとつ…。

作品制作の傍ら、美大受験予備校で実技を教えることを生業にしていますが、そこの卒業生(というか、めでたく大学生になった元教え子たち)のグループ展が開催されます。

場所は予備校からもほど近い、松戸にあるギャラリー宇で。

期間は8/20~29まで。(11:00~16:00/月曜休廊/最終日17:00まで)

本日20日は16:00~オープニングパーティーが催されるようです。(元先生としては、オープニング、行こうかな。イヤ、行きます!)

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チェケラ!

「カリコリせんとや生まれけむ」を読んでたら…雑感

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会田誠著「カリコリせんとや生まれけむ」を読んだ。いや、正確には読んでいる。
会田さんの書き物を読むのは「青春と変態」以降、6年ぶりくらいになるのかな?
絵もうまいけど、文章も上手いんですよね。
もうほんと、イヤんなっちゃうよな。

エッセーなんで軽く読み流せますが、社会を斜めから鋭く射抜く感じは、絵画作品やその他の彼の創作物と共通していて、ブレがありません。往年の北野武さんや、マツコデラックスさん、中村うさぎさんのような物言い。
「何だバカやろう!」っていう(ちょっと違うか?)。まさに会田節ですね。

みんながなんとなくモンモンと感じてる不満を、身を犠牲にして吐き出してくれているような…、デトックス(?)っていうんでしょうか…。そういう解毒作用があるんですよね。

大学時代、会田芸術に憧れて僕もそういう作品を目指したこともあったけど。
でもまぁ、器が違うんでしょうね。僕には無理でした。あはは…。

今振り返ってみても、彼の存在は僕のなかでかなり大きい。
大学院に進学するにあたり、技法材料研究室に進路をとったのも、彼自身がその研究室出身という、なんともミーハーな浮ついた理由が動機の半分を占めていたっけなぁ…。懐かしい。

本の見返しの作者紹介に「東京藝術大学非常勤講師」とありましたが、藝大で教えてらっしゃるんですね。いいなぁ。今いる学生が羨ましい。
大学もこういうスター選手を教員として招いていかないと。現役を引退されたお爺ちゃん先生だけでは、やっぱりイカンと思いますよ。僕は。

でも逆に現役バリバリのスター選手だけで教授陣を固めるのもどうかとは思いますけどね。

理想としては、お爺ちゃん先生が口うるさい父親役として、「藝術をおこなう、その人生とはいかに」みたいな、一番大切なことをクドクドと語って現実を見せて(または背中で教え)、若いスター教員が憧れのアイドル的役割を担って「夢と希望」を学生に与え、生徒たちのカンフル剤となる、というような、そういった役割分担が、今の藝大には必要なのではないか…と思います。

…あれ?なんか話がかなり脱線したゾ。

とにかく会田さんのエッセーは面白い。いろいろ考えさせられたりもするし。まだ読んでない方はご一読を。おすすめです。

展示します!

韓国ソウルのgallery IHNにて、グループ展”Japanese group show”に出品します。(twitterでは既に告知済み。重複すみまソ。)

会期は8/25~9/15まで。
*オープニングレセプション;25日 17:00~19:00

その他の出品者の方々は…
今津 景(山本現代)、大竹 司(山本現代)、加藤 遼子(unseal)、小出 ナオキ(小山登美男)、西澤 千晴(東京画廊)、灰原 愛(unseal)、松浦 浩之(東京画廊)、三宅 信太郎(小山登美男)、横野 健一(unseal)
<敬称略、50音順>

$ゲゲゲの藝術
<The clouds lie upon the mountaintop>
oil and acrylic on canvas
112.1×145.5cm
2010


$ゲゲゲの藝術
<we can most nearly know our selves…>
oil and acrylic on canvas
90.9×72.7cm
2010


とりあえず今年の展示スケジュールはこのグループ展で終了。

お時間とご都合があえば、是非足をお運び下さい。25日のレセプションには僕も出席します(家族総出で)。

よろしくお願いします。