4月17日(金)
 

解説・あらすじ

ヒュー・ジャックマンとケイト・ハドソンが初共演し、アメリカの国民的歌手ニール・ダイアモンドのトリビュートバンドとして活動した夫婦ミュージシャンの実話をもとに描いた音楽ドラマ。

かつて音楽の夢を追っていたマイクは、今では誰かの“歌まね”でしかステージに立つことができず、人生のどん底にいた。そんなある日、マイクは同じ情熱を胸に秘めた女性クレアと出会い、敬愛するニール・ダイアモンドのトリビュートバンドを結成する。小さなガレージから始まったふたりの歌声は、やがて街の人々の心をつかんでいく。しかしそんな矢先、突然の悲劇が彼らを襲う。

「スイート・キャロライン」をはじめとするニール・ダイアモンドの名曲の数々をジャックマンとハドソンが圧倒的なパフォーマンスで歌い上げ、テレビドラマ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」のマイケル・インペリオリ、「ガラスの城の約束」のエラ・アンダーソン、シンガーソングライターのキング・プリンセスが共演。2008年の同名ドキュメンタリーをもとに、「ハッスル&フロウ」のクレイグ・ブリュワーが監督・脚本を手がけた。第98回アカデミー賞でハドソンが主演女優賞にノミネート。(映画.com)

 
 
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『国宝』を観に久しぶりに映画館に行ったら、予告が面白そうだったので早速鑑賞。
暖かくなってきたので、フットワークが軽くなってる。
善き哉、善き哉。
 
ニール・ダイアモンドのトリビュートバンドを夫婦で結成した、感動の実話、ということくらいしか予告ではわからず。
そもそもニール・ダイアモンドと言われましても、名前こそ聞いたことはありますが、ニール・セダカやニール・ヤングと区別がつかないレベルの知識。
主人公のマイクが、どうしてそこまでニール・ダイアモンドにこだわるのかはわかりませんが、それがオタクってものだもんねえ。
熱烈な愛情はビシビシ伝わってきました。
 
ところで、感動の実話の場合、ハッピーエンドかバッドエンドと相場が決まっています。
中途半端だと感動できないので。
この作品は最初あまりにハッピーなシーンが続くので、これはバッドエンドやなと思って観ていました。
案の定、不幸が襲いかかるのですが、あまりに大きな不幸だったので、これはハッピーエンドなのかもと思いなおしました。
 
が、ようやく立ち直ってハッピーになるたび、不幸がやってくる。
結果的に、ハッピーエンドととるかバッドエンドととるかは、観た人の判断にゆだねられると思います。
わたしとしてはバッド寄りのハッピー?
だからと言って中途半端というわけでは決してありません。
 
そもそもマイクの心臓が、最初から怪しかった。
不幸はその辺からやってくるのかと思いきや、別方向から来たわけで、クレアの医療費を払わなければならなくなった時、マイクが「俺はミュージシャンだ。保険になんか入っているわけがない」と言います。
そう、人気バンドではあっても、決して裕福ではないというより苦しい生活を送っているのです。
 
びっくりしたのが、クレアの娘が妊娠した時、子どもが欲しい夫婦に引き取ってもらう、とあっさり決断したこと。
実際に産んだ直後の病室に夫婦が訪れ、赤ん坊を抱いて去って行っておしまい。
そのくらいアメリカでは当たり前のケースなんでしょうか。
 
マイクは実の娘とは離れて暮らしていても仲良しですし、クレアの連れ子である娘と息子もマイクにすぐ懐いたし、娘同士も仲良しだし、いい家族だなあと思いました。
だからストーリーが成立したとも言えます。
 
マイク役のヒュー・ジャックマンが出演したミュージカルはいくつか見たことがありますが、クレア役のケイト・ハドソンは初めて。
ちょっとかすれた声なのにすごく伸びがあって、その歌唱力にうっとりしました。
こういう歌い方する日本の歌手の人って、パッと思い浮かばないなあ。
 
映画のあとのお昼ごはん。
いつまでも大人になれなくて、すみません。