11月16日(日)
今年はいつも以上に野球シーズンが長い気がして、助かっています。
今も10さんと娘が仲良くテレビを見ていますが、基本的にはこういう状況になったら私は読書タイム。
10さんの体調不良に振り回されて後回しになっていた分を、取り戻さなくてはなりません。
しかし今回、図書館からの呼び出しにパラパラと応えていたこともあり、返却日がいくつもあって、計算できない私は大変困っています。
まず18日までに北広島図書館に返さなくてはならない2冊については、読み終わっているので問題なし。
19日までに札幌市の図書館に返さなくてはならない2冊については、2冊目に取りかかりましたので、多分大丈夫。
25日までに返さなくてはならない3冊のうち1冊が、多分手こずりそうでちょっと不安。
なにせ2段組み450ページで、多分面白くなさそうなので。
しかも25日から札幌を離れるので、24日までに返さなくてはならない。
問題は29日に返さなくてはならない5冊だよ。
25日から28日はほとんど本を読む時間が取れそうにないので、どれだけ前倒しできるかが、キモなのだ。
何日までにどこまで読めばいいか、本を眺めながら指を折り折り計算するのだけれど、指が足りない。
だってそうだよね、指は10本、本は12冊。
ううう…ううう…
煩悶しながら計算している時、気づいた。
とりあえず、札幌市分の10冊で考えたらいいんじゃね?
そうだよ、そうだよ。
だって北広島の分はもう読み終わってるんだもの。
これに気付くまでの時間で、十数ページは読めただろう!
綱渡り読書、まだしばらく続きます(?)
そろそろアルバム聞きこんだり、ライブの準備したり、年越しの準備したりしなくちゃならないから、今度こそ本当に無理のない冊数だけ借りることにしたいなり。
本日の読書:アンと幸福 坂木司
Amazonより
『「みつ屋」以外にも目が届くようになってきた今日このごろ。別れと出会いと「なんで?」を乗り越えて、アンちゃんも新しい扉を開きます。東京デパートの食品売り場から、たくさんのはじめての場所へ……。甘酸っぱい謎と和菓子の世界が、あなたをお待ちしています。』
目次
・江戸と長崎
・秋ふかし
・掌の上
・はしりとなごり
・お菓子の神さま
・湯気と幸福
前巻で、アンちゃんが成長していないことにちょっとがっかりしたのだけれど、それは思い過ごしでした。
自己評価が低くて何事にも自信を持てないアンちゃん。
だから就職も進学もできなくて、居心地のいい「みつ屋」のバイトを続けてきた。
けれど、自分が売っている和菓子について、それが持つ文化について、もっと知りたいと思うようになってきたこと、自分の足で前に進もうとし始めたこと、成長著しいとはこのことだよ。
それに引き換え、立花くんだよ。
今回改めて彼がアンちゃんの上司にあたるということが、本人に強く刺さってしまって、以前危惧した通りに、乙女を通り越してこじらせ男子になってしまった。
アンちゃんの成長をそばで見てわかっているからこその、彼女が離れていくんじゃないかという不安、気を使われているだけで本当は自分のことを迷惑に思っているのではないか、という不安で何やら挙動がおかしくなっている。
桜井さんが言うように「かまってちゃん」じゃん。
今作でアンちゃんが人生の転換点を迎えた。
さて、立花くんはどうするのだろう。
どうなったとしても二人の友情は変わらない、とアンちゃんは思っているのだろうが、そもそも立花くんの思いは友情じゃないしね。
ずっと、じゃがいもとサツマイモは外来作物であるけれど、里芋は在来種だと思っていた。
古来「芋」と言えば里芋だ!と書いていた本を読んだこともある。
しかし里芋もインドからだというじゃないか!
日本古来の芋は自然薯だそうですよ。(諸説あるのかな?)
それと「トーマス」問題。
トーマスは最初のトにアクセントがあるけれど、唐茄子はフラットなんじゃないかな。
文字だとわかりにくいけど、話し言葉として考えると間違えることはないんじゃないかな。
私はすぐ唐茄子じゃんと思ったから、作中でみんなが混乱していることに違和感を覚えたよ。
