11月4日(水)
朝、ご飯を食べながら天気予報を見ていたら、今日は晴れ、明日と明後日は雨、土曜日から火曜日まではずっと雪マークが出ていました。
なので10さんに「今日、旭川に行ってきます」と言って、北海道旭川美術館に大広重展を観に行ってきました。
こういう、お天気と相談して今日の予定を立てるっていう生活を送りたかったの、ずっと。
だから、この時点で満足。←早っ
JRは運賃、特急料金の他に指定席の料金も発生するので、旭川へはバスで行きます。
道庁のお庭の真正面が、旭川行きのバス乗り場。
めっちゃかっこいい、函館行きのバス。
乗りたかった~。
旭川行きは普通のバスでした。
10時発のバスに乗って、旭川駅前に着いたのが12時ちょっとすぎ。
軽くサンドイッチでも買って食べようと思ったら、立ち食いそばとお弁当のお店があって、座って食べる場所もあったのでかしわそばを食べました。
鶏肉を焼いたものが汁に入っているので、香ばしくて美味しい。
おそばは幌加内産。
旭川駅から美術館までは1kmちょいなので、少し寒いが歩いて行きます。
これは…ナナカマドでしょうか…。
北海道には何かと縁のある永山武四郎の像。
上川原野に屯田兵村を設置したのが、後の永山村。今の旭川市永山かな?
北海道庁長官だった時に、旭川に離宮を作るという構想を政府に働きかけました。
ちなみに、離宮構想の前は、東京・京都に並ぶ「北京」構想もありました。(130年前から副首都構想)
常盤公園の中にある、こじんまりした美術館。
ゆっくり見ても2時間くらいかな~なんて、この時は思っていました。
展示は撮影できないので、外観だけ。
『東海道五十三次』と『五十三次名所図会』の各宿場を並べて展示というスタイルだったので、同じ宿場でも違った描きぶりがわかりやすくてよかったです。
『東海道五十三次』は横長の、人物や風俗が丁寧に描かれた絵。
『五十三次名所図会』は縦長で引きの構図で、風景をしっかりと描き込んだ絵。
初期の、まだ作風の定まる前の絵、美人画や忠臣蔵などの絵、それから肉筆画など、確かに『「大」広重展』でした。
こっそり気になったのは、『東京名所 新吉原朝桜之図』の縁取りがハートマークに見えること。
ハートでないなら何なの?
同じ絵でも、版木違いで色数やデザインが違うもの、同じタイトルで全く違った絵になっているものなど、空いているのをいいことに(平日にしては混んでたかも)、何度もあっちの絵やこっちの絵を見比べてうろうろして、時々メモなど取っていたので、ちょっとした不審者だったかもしれません。
隣の展示室でやっていた『君の椅子展』も見てきました。
「君の椅子」は北海道東川町が始めた運動のようですが、私が知ったのは出張先の愛別町で、10年以上も前のことです。
親も、椅子のデザイナーも、工房も「生まれてきてくれてありがとう」の思いを込めて、座面裏には赤ちゃんの名前と生年月日が刻印されている、手作りの椅子を贈る。
愛別町ではその他に、赤ちゃんが生まれたら役場が花火を打ち上げるそうです。
愛されている実感を持って育ってほしいよね。
すっごく見にくいけど、北海道を背景にした(山を背景にしているようにも見える秀逸なデザイン)、スキーの国際大会「バーサーロペットジャパン」のシンボルマークのマンホール蓋。
よーく見るとノルディックスキーの選手が描かれています。
駅前で牡蠣のイベントやっていた。
時間があったら入ってみたかったけど、2時間半も美術館にいたものだから、バスの出発まであと3分!
走らないことで有名な私も、さすがにバスに向かってダッシュしたよ。
牡蠣食ってる場合じゃない。
猫の手ぬぐいは10さんへのお土産。
恒例のマグネットはなぜか丸く切り取られた部分のもので、これは普通に四角いマグネットが欲しかったよねえ。
絵葉書、上は『東海道五十三次之内 箱根 湖水図』。岩の描き方というか、色の塗り方がものすごく現代的じゃないですか?
下の左は『名所江戸百景 浅草金龍山』、右は『名所江戸百景 猿わか町よるの景』
どちらも遠近法を使って描いてる。
どこかで蘭画の画法を習ったのでしょうか。
北斎は油絵っぽい画風で、広重はイラスト的だなあと以前から思っていたのですが、今日たくさん広重の絵を見ているうちに、わたせせいぞうを連想しました。
背景があっての「人」って感じとか、奥行きがありながら平坦なところとか。
ああ、観に行けてよかった。









