10月4日(日)
 
中学校のグランドのネットに野球部のボールが鈴なりでした。
ああ、秋だなあ。

 
 
 
 
 
本日の読書:ひとり暮らしののぞみさん 蜂飼耳

 

Amazonより

『気がつくと鳥かごの中にいた。そんなとき現れたのは、おおきめの小鳥とちいさめの小鳥…。中原中也賞詩人による物語絵本。』

ひとり暮らしののぞみさんの部屋には、からっぽの大きな大きな鳥かごがあります。
ところがそれは、少しずつ大きくなって、ついには部屋と同じ大きさになってしまった。

そこにやって来たのが、大きめの鳥と小さめの鳥。
イラストでは、かなり大きな鳥と結構小さな鳥だけど…。

ひとりと二羽の生活はしばらく続く。
一緒にいるけど鑑賞し合わない暮らし。

けれど、大きな鳥に旅立ちの時がきた。
ひとりと一羽の暮らしは三から一ひいて二になったのではなく、一と一を足して二なのだとのぞみさんは気づく。

そして小さな鳥が旅立った後、ひとり暮らしに戻ったのぞみさんは、三から二をひいて一になったともいえるけど、最初から一だったともいえるのだ。

時折届く鳥たちからの便り。
ひとりと二羽は離ればなれになったけど、一人で過ごすのも悪くないと思える。

これは絵本だけれど、子育て後に一人になった私世代の人の話と思えば、大人向けの絵本と言えるのかもしれない。
とすると、部屋のサイズの鳥かごというのは、深いなあ。