10月2日(金)
 
今日は10さんと娘は病院へ、私は美容院へ出かけました。
珍しくみんなバラバラに外出。
 
私の場合はだいぶん白髪が伸びてきて、頭が白、黒、茶の三毛になってしまったから。
美容院から帰ってきて、私の頭はやっぱり三毛です。
グレー、黒、茶。
 
今まで通っていた美容院が閉店になり、美容院難民になって数ヶ月、今日は初めての美容院に行ってきました。
やっぱり美容師さんが替われば、アドバイスも変わってきます。
 
今回は、「白髪を黒く染めてしまうと、ハイライトを入れる時に色を落とすときに、地毛と白髪染め使用部分とで違いが出てしまうので、色の違いが目立たないように黒ではなくグレーに染めましょう」と言われました。
くせ毛の部分の処理も、「くせを活かした髪型にしましょう」ということになりました。
 
鑑を見ても、自分じゃよくわからないのですが、10さんに聞くと「う、う~ん。ちょっと変わったんじゃない?」って感じ。
自分じゃみえないから、どう判断したらいいかわからないな。
 
今日は朝からずっと、青空なのに雨粒がパラパラ降っていました。
夕方、急に暗くなってきたなと空を見たら、なんと虹。
そして、ちょっと雨脚が強くなるという、なんともよくわからないお天気でした。

 
 
 
 
本日の読書:収容所群島 4 ソルジェニーツィン

 

 

帯より
『ソロフキ島のサワチェヴォ隠遁所は、囚人に最も恐れられたセキルナヤ丘の東2.5㎞に位置している。収容所が開設された七ヶ月後の一九二三年十二月十九日、ソロフキにおける最初の無差別銃殺がここで行われた。犠牲者は全員政治囚だった。囚人たちは見境のない虐待や不当な処遇に不満を抱き、それを訴えた挙げ句の死であった。以来、大量処刑は日常茶飯となり、加えてサディスティックな拷問、過重労働、意図的な飢餓、疫痢の蔓延などにより未曽有の人命が失われていったのである。』

収容所での過酷な日々について、読むことになれたとはいえ、読むことが苦痛であることに変わりはない。
たとえソビエトの当局が言うように、収容されているのが政治囚だけだったとしても、そのありようは読むに堪えないし、実際にはノルマ達成のための全くのでっち上げや、当局者の気分によるとばっちりで逮捕・収監された人の方が多いのだから、どう気持ちを整えたらいいのかわからない。

最近読んだ『幽冥の岸』に収録されている『戦城南』のように、荒れ果てた土地をなんとか耕し、少ない食料で何とか食いつないでいても、無頼漢たちが押し寄せて略奪の限りを尽くし、命も物もただ消費されていく日々が延々と続く描写が、そちらの方が現実だということに、打ちのめされる。

腐れ果てたシステムの中で、無頼漢だけが肥え太るという収容所の生活。
同じ成人男性でも、政治囚とされた多くの無辜の人たちは、なすすべもなく生き地獄へと転がり落ちていくだけではなく、女性や、少年(6歳から12歳)たちも、暴力を振るわれ、脅され、奪われて行く、すべてを。
生き残るためには、生き延びるためには手段を問わないと開き直った無頼漢にならなければ。

まだろくな教育を受けていない少年たちが、そういう大人の背中を見て、嬉々として他人の物を奪っていく姿を見て、スターリンはどう思ったのだろう。
こういう少年たちに、自分の子ども世代の国をまかせようと思ったのだろうか。

これを読むと、ナチスの方が人道的だったのではないかと思ってしまう。
いかん、いかん、どっちもダメだ。

最近ヨーロッパでは(世界的に?)ナチスが復権しつつあるみたいだけど、排他的で特権主義の行き着く先を、この本を読んで学習するといい。
昨日の英雄が今日は銃殺なんてザラにあるんだから。
自分はうまくやれると思っている人ほど、深い穴に落ちるんだよ。