9月26日(土)

 

心が落ち着ける場所はどこ?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

そりゃあ、我が家さ。
家でのんびりコロコロしているのが一番。
 
今日はちょっと微熱があって、汗がかけないため熱がこもってしんどかったので、家でコロコロしてました。
長男が姫路に戻り、娘は東京に遊びに行ったので、一気に夫婦ふたりきり。
もう、晩ご飯も、どうでもいいや。
野菜の煮物とか野菜の煮物とか豆腐くらいで。
 
と思っていたのに、ちょっと油断している隙に10さんが買い物に行き、晩ご飯の支度する気満々。
結果、メインは肉の煮込みと焼き魚。
メインが二品ですと?
その他に二品あって、なんと一汁四菜。
 
くつろげない。
安らげない。
あと数年で古希だというのに、なんでこんなに食べられる?
昼は二郎系っぽいラーメンを野菜マシマシで食べてたし。
見ているだけで、こちらの血圧が上がる思いです。
 
 
 
 
本日の読書:ウォー・フィーバー 戦争熱 J・G・バラード

 

『1995年1月27日午後6時47分、第三次世界大戦勃発。6時51分集結。その間、わずか4分。そしてこの事実を知っているのは、ワシントン郊外に住むいち小児科医だけ。恐怖の核戦争をスラップスティック風に描いた快作「第三次世界大戦秘史」。終りのない内乱に明け暮れるベイルート。17歳の少年戦闘員ライアンは、停戦を実現する素晴らしいアイデアを思いつくが……。中東紛争を戯画化した表題作「ウォー・フィーバー」。エイズが蔓延した21世紀。低下する一方の出生率を上げるため、国家によるセックスの強制が実施される「エイズ時代の愛」。イマジネーションを刺激する14篇を収めた最新短篇集。』


目次
・ウォー・フィーバー
・第三次世界大戦秘史
・夢の船荷
・攻撃目標
・エイズ時代の愛
・世界最大のテーマパーク
・尋問事項に答える
・航空機事故
・未確認宇宙ステーションに関する報告
・月の上を歩いた男
・巨大な空間
・宇宙時代の記憶
・精神錯乱にいたるまでのノート
・索引

なぜ中東では紛争が治まることがないのか。
『ウォー・フィーバー』は、その一つの答えなのかもしれない。
と、少し前なら思ったかもしれないが、昨今は世界中のあちこちで終わりのない紛争が続いているので、やっぱりこういうのも時期を選ぶのだなと思った。

冷戦時代に書かれたこれらの短篇は、時代遅れであるはずなのだが、『第三次大戦秘史』などは先を読んでいるようにも見える。
いつ、戦争が起きるかわからない世界状況よりも、マスコミがたれ流すのはレーガン大統領の事細かな体調情報。
これ、昭和天皇崩御の頃の日本を見て書いたのではないかと思えるくらい、当時を髣髴させる。

レーガンだけではなく、ダイアナ妃とか、ゴルバチョフとか、その当時すでに大人だった私の記憶に強く残っている人たちとは違い、当時からウクライナの挙動の不穏だったことなどはすっかり忘れている。
もしかしたら報道されてなかったのかもしれないが。

それにしても、ディストピアの長編小説を書くということは、精神的に相当しんどいと思うのだけど、長年にわたりディストピア小説ばかりを描き続けるというのは、一体どんな気持ちがするのだろう。
この短編集の後半に収録されている作品を読むと、空を飛ぶことへの憧憬と、拡大していく空間の中で自我を保つことの不安が繰り返し書かれていて、それは自由を求めながらも孤独に耐えうることのできない我々の姿のようにも思われた。