9月25日(金)

最近撮った写真は

今日は十五夜らしい。

 

 
満月ではないのに十五夜というのはこれいかに。
肉眼より写真の方がまるく見えるのも不可解なり。
 

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本日の読書:本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部 神殿の巫女見習い Ⅲ 香月美夜

 

Amazonより
『騎士団の前で強大な魔力を見せつけたことで、マインは貴族の間で注目を集めていた。だが、我関せずとばかりに、本を作る情熱は高まるばかり。より多くの人々に安価で本を届けられるよう、印刷技術を向上させていく。その結果、マインの利用価値を狙う者が出現。危険を察知した神官長は、彼女を神殿に匿うことにする。家族と離れた、マインの長い冬籠り生活が始まるのだった。誰もが本を読める世界へ――。その始まりを告げる「金属活字」の完成。厳しい寒さを乗り越え生まれる、マイン一家の新しい「命」。春の訪れと共に、今後の未来を予見するビブリア・ファンタジー転換の章! 書き下ろし番外編×2本収録!』

目次
・神殿の巫女見習い Ⅲ
・神殿の昼食時間
・グーテンベルクの称号

トロンべ討伐の際、護衛の騎士に傷つけられたにもかかわらず、強大な魔力で土地を癒したマインの姿は、貴族社会に衝撃を与えた。
身食いの平民と言っても、魔力はたかが知れていると思われていたからだ。

そして、平民の娘であるマインが生み出した商品や経営する工房は、下級貴族の収入より大きな利益をもたらしている。
そのため、目端の利く貴族たちの間でマインの利用価値が高まり、マインや家族への危険が高まるのだった。

家族を守るため、神殿で冬ごもりをすることになったマインの生活。
来年の豊作を祈念するために魔術具に魔力を込める奉納式、春の訪れの前に農村等を回ってその魔術具を渡す祈年式等の巫女見習いとしての仕事と、活字印刷を進めるための工房の仕事で忙しい日々を送るが、家族と離れた寂しさはぬぐえない。

どうしてそんなに家族といることにこだわるのか。
基本的にマインは本が読めればいいので、神殿で本の読み放題は喜ばしいはず。
けれど、以前の人生で本を最優先した結果、大切な家族との時間を蔑ろにしてきたことに気づいたマインは、「家族との時間」は決して譲れない大切なもの。
今回は新たに弟・カミルの誕生もあり、マインの心はいよいよ家族に向かうのだが。

短編は、マインの護衛失敗の処分として、一年間マインの護衛を騎士見習いという降格された身分で行わなければならないダームエルが、フェルディナンドと昼食を食べながらマインについてや騎士の心得について語らう話と、金属加工職人として金属活字を作成したヨハンにグーテンベルクの称号を与えた話。

これからは本好きから少し離れて、貴族社会の話になっていく。
その中で、本と家族がマインの核なんだとこの巻を読めば理解できる。