8月28日(金)
ここしばらく柔軟剤は使っていません。
10さんが買ってくる柔軟剤が香りがきつくて、そのうえ香りのビーズみたいのも入れていて、ほんと嫌でした。
なので、洗濯は一切私がやるということで、柔軟剤はやめました。
もちろんビーズのやつも。
最初は柔軟剤をいれない代わりに、アタックのラク干しを買っていました。
柔らかくなるというより、しわにならない重視で。
ふたりとも退職したので、アイロンをかけなくてもいいくらいの出来上がりに、ストレス大軽減。
そのあと、大人のさらさを試してから、それに定着。
いろんな成分をどんどん足していくよりも、要らない成分を引き算していたらこうなった、という感じ。
ふわふわで新品みたい!ってことにはなりませんが、手触りが柔らかくてしわになりにくい。
好き嫌いはあると思います。
水との相性もあるかもしれない。
口コミを見ると、「あまり…」という意見も結構見ましたが、私は大満足です。
ひとつ不満があるとすれば液体の粘度が高いこと。
洗濯機の液体洗剤注ぎ口は詰まるし、キャップに少し残りがち。
だから私は洗濯槽に直接振り入れていますし、ボトル1本と大容量の詰め替えを使い終わると、またボトルと詰め替え用を買って、あまり何度も詰め替えをしないようにしています。
まあ、これに限らず、詰め替えはほどほどにすることをいろんなメーカーも推奨していますしね。
今後はどの程度洗濯用の漂白剤を使うかで悩むと思います。
もうさほど漂白剤を必要とするほど汚さないというか、化粧汚れは食器用洗剤で油を浮かせてたたき洗をした後に普通に洗うとか、食べこぼしだとその手順のあとキッチンハイターに浸けてから普通に洗うとかで、いいかなあ。
でも、洗濯用のハイターを薄めて洗濯槽の除菌とかにも使えるし、今のところ漂白剤は買ってます。
本日の読書:収容所群島 2 ソルジェニーツィン
帯より
『ムクサルマ島は、ソロヴェツキー・クレムリン(城砦)より12km東方に位置し、長さ約1kmの堤防で結ばれている。十九世紀初頭に建設されたこの堤防は、堤防技術の奇跡と呼ばれた。革命以前、ムクサルマ島は、厳しい修行の場を求める多くの修道士が居住した、いわゆる隠遁所であった。収容所時代、ソロヴェツキー諸島の数カ所に点在する隠遁所は、囚人の牢獄として格好の場を提供し、血と腐臭にまみれた、おぞましい死の実験場と化した。かつて栄華を誇った隠遁所は、現在朽ち果て、打ち捨てられたまま無残な姿を晒している。』
前巻では、いかに些細なことで(例えば組織の上層部からのノルマ達成のため)人々が逮捕されたのか、そして監獄とはどれほど悲惨な場所であるのか、さらに人はそういう境遇に陥らないためにはどこまで人間性を放棄ししてしまうのか、なのに一時期は虐げる側だった人たちですら簡単に虐げられる側に転落するのが簡単であるか、が書かれていた。
著者の経験と、多くの人から寄せられた体験談と、埋もれずにすんだ資料から。
この巻では逮捕された人びとの裁判の様子。
形式上裁判だが、結果はすでに決まっている。
どんな冤罪にも、きちんと証人や証拠が用意されているが、たまに運のいい人にはどんでん返しの無罪釈放がないわけでもないが、もちろん期待するほどにその僥倖は訪れない。
そして刑の執行について。
死刑と禁錮。
死刑は夜に執行されるので、精神的に落ち着いてご飯を食べられるのは朝だけ。
そしてまた、いつ自分の番が来るのか恐々として夜を迎える。
禁錮は、かつて独房だった房に数人から、時代を経るにつれて30人ほどが押し込められ、プライバシーもなければ換気すらないような環境で毎日毎日過ごさねばならない、何十年も。
でも、夜は煌々と電気をつけられ眠らせてもらえなかった取り調べ期間に比べ、夜は暗い中で眠らせてもらえるだけありがたい、という環境。
そしていよいよ、禁錮ではなく収容所送りについて。
ソ連じゅうから集められる囚人たち。
ソ連は広いので、中継監獄なるものがあって、護送列車の乗り換えというのもある。
まず護送列車の中もすさまじい。
4人用のコンパートメントに何十人かを押し込める。文字通り。
最後の一人は足で中に押し入れられ、外から鍵がかけられる。
ここまで来るまでに囚人たちは、私物をほとんどだまし取られている(囚人仲間に、看守に、事務官に、通りすがりの馬車の御者に)ので、薄いおかゆを食べようにも食器がない。
靴の中に、服の裾に、両の掌に受けたそれを食べるしかない。
水分をとらせるとトイレ問題が発生するので、水分は極力取らせない。
だって囚人たちのために看守たちが水を運ぶのは嫌だし、囚人たちに運ばせるとなると、運ぶ囚人と待っている囚人の両方を見張らなければならないので仕事が増えるから。
もちろんトイレがない監獄もある。
年々爆増する囚人のために、トイレ造りが間に合わないから。
自分のライバルを軒並み排除するために、能力のある人たちを次々に囚人として隔離し、死刑はまだしも、生産性のない禁錮刑に処するとは、あまりにもバカバカしい政策。
それをひっくり返されないくらい敵を弾圧したから、ソ連が経済成長することはできなかったんだな。
ていえり時代は農奴という存在に頼っていたからという面もあるが、明らかに生活のレベルが落ちている。
洋の東西を問わず、国民の命を軽んじる国家は、結局行き詰まるのだと思う。



