8月26日(水)

私の料理失敗談

ここ一週間、失敗が多い。

 

①巣ごもりサラダを作っていて、なかなか白身が白くならんなーと横目でちらちら見ながら他の料理を作っていたら、黄身がすっかり固まってしまった。

半熟の黄身にキャベツをつけて食べるのが美味しいのに…。

 

でも、「山盛りのキャベツの千切りと卵って、広島のお好み焼きみたいで美味しい」と娘が言ってくれたので、次回巣ごもりサラダを作るときはオタフクソースと豚バラ肉を用意しようと思った。←失敗前提

 

②ほうれん草とホタテのガリバタ炒めを作ろうと思ったのだが、その日スーパーにホタテがなくて北寄貝で代用。

食材を切って、さあ炒めよう!と冷蔵庫を開けたら、バターがなかった…。

しょうがないので食べるオリーブオイルとにんにくで炒めて、アンチョビソースでコクを足したらなんとかなった。

 

③我が家の定番、わかめとじゃがいもの味噌汁を作ろうと思ってじゃがいもを切ったのに、わかめがなかった…。

しょうがないのであおさで代用。

思った以上にトロトロになった。

 

②と③に関して言えば、最後に使った10さんが買い足さないのが悪いよね。

私が使い切った時は買って置いておくんだけど、10さんは使い切ったまま忘れちゃうんだよね。

っていうか、わかめ…と思って昆布を買ってきたり、コンソメ…って思って鶏ガラスープを買ってきたり、いろいろ残念なのさ。

 

失敗は沢山する。

ごまかし上手になって「美味しい」と言われる。

問題なし。

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本日の読書:反社会学講座 パオロ・マッツァリーノ

 

カバー折返しより
『反社会学の目的は二つです。第一に、社会学という学問が暴走している現状を批判すること。第二に、不当な常識・一方的な道徳・不条理な世間体から人間の尊厳を守ること。』

これは、「反社会」学ではなく、反「社会学」の本です。
読んでいたら家族がびっくりしていましたが、これから道を踏み外すために予習をしていたわけではありません。
ま、そう読めるよう、狙ったタイトルだとは思いますが。

そして、読み始めてすぐ、この人日本人じゃ?って思いました(昔の日本の風習にも最近の日本の流行にも詳しすぎる)が、イタリア生まれで、父は寡黙な九州男児、母は陽気な花売り娘だったらしいです。
カバーの後ろの折り返しにある著者紹介欄からしてすでに面白いので、読む価値絶大です。

社会学って良くはわかりませんが、いろいろなデータを駆使して、現代社会の問題点などをあぶり出し提言するような学問?
で、著者は言うのです。
データの見方次第で、物事はいかようにも解釈ができる。
この本は講座の形をとっているので、章の最初にテーマ、最後にまとめがあるので、お急ぎの方はそこだけ読んでもよいのですが、一応順序通りに読んで、まとめで復習という形が理解を深めることに繋がると思う。

まず最初にわかりやすく、最近増大している少年犯罪について。
警察庁発行の『警察白書』を見ると、確かに10年間でぐんと事件数が増えているのがグラフから読み取れる。
しかし『警察白書』は過去10年分の資料しかない。

そこで著者は、法務省発行の『犯罪白書』を使う。
こちらは戦後から現在に渡る資料が掲載されていて、それを見ると戦後と言われる時期から比べると、現在は大きく少年犯罪が減っているのがグラフで明らかになる。

毎年の、その年の17歳が犯した犯罪を数え、どの年が一番犯罪が多かったのか「戦後最悪凶悪少年決定戦」略して「凶ー1グランプリ」を行った結果、昭和35年に17歳だった少年が一番犯罪を犯していたという結果に。
最近でもなければ、戦後すぐでもない。
何なら高度経済成長期。
今まで世間で言われていた話とは違う。

というように、社会学の手法を使って社会学を斬っていくわけだ。
夫婦同姓というシステムも、日本人は勤勉な民族だったというイメージも、明治政府が作り上げたもの。
年金制度が破綻しそうなのは、少子化が進んでいるからではなく、年金資金運用基金が運用失敗しまくっているから。(しかも責任者は責任をとらず、高額な退職金と年金を支給される仕組み)

少子化で大学の運営が危機なら、在学年数の上限を廃せという提言は目からウロコ。
日本の大学は入学金で儲けているので、次々に入学させ、定期的に卒業させて次の入学者を受け入れる必要がある。
欧米の大学は授業料も安く、卒業基準を満たすまで何年でも在学して勉強を続けることが可能で、入学金というものはない、らしい。

小学生のころ月に何冊も本を読んでいた子が、中高ではそれほど冊数を読まなくなる。
難しい本を読むのに時間がかかるのは当たり前じゃないか、と言われれば全くその通り。
マンガを読む子は本も読む、ゲームをする子は本も読む、成績がいいのは適度に楽しんで切り上げられる子。
読書もゲームも一日4時間以上も耽溺している子は、逆に成績は…。

最近の若い子は本を読まないというが、実は年寄りの方が読んでいない。
高齢者が良く読むのは新聞で、実は出版不況を招いているのは本を読まずに新聞ばっかり読んでいる高齢者じゃないのか、という視点。
さすがにこれに無条件に「だよねー」という気なないけれど。

同じデータを駆使しても、全然違う見方ができるのが、まず面白い。
知的好奇心が刺激される。
そしてダジャレと屁理屈とトンデモ理論が、つい吹き出してしまうほど面白い。
ちょっと古い本なので、最近の日本についても読んでみたい。
いや、絶対に読むべし。