8月20日(木)
基本的には、シリーズ物は一気見したい派です。
でも、だから、図書館から借りる時はまとめて借りないようにしています。
ハマりすぎ防止の意味もありますが、一冊一冊の印象がまじりあってしまうのが嫌だからです。
でも、映像作品は、時間があるときに時間がある分だけを一気に見ることがあります。
『本好きの下剋上』を一気に2周見た後、『薬屋のひとりごと』のシーズン1を一気見して、今はBBCのドラマ『高慢と偏見』を2回に分けて5話まで見ました。
多分映像作品は、一話ごとの印象という捉え方をしないから一気に見ることができるのだと思います。
『高慢と偏見』を見ながら、私って粘着質なんだなあと思いました。
昨年の暮れぐらいからオースティン関連作品を本や映像で立て続けに見ていますが、全然飽きない。
内容を知っていても、楽しめる。
私にとっての『水戸黄門』のようなもの?
『本好きの下剋上』や『薬屋のひとりごと』は、マンガでアニメで小説で、と何度も楽しんでいる。
『薬屋のひとりごと』のマンガに関して言えば、ねこくらげ作画バージョンと倉田三ノ路作画バージョンのどっちも読んだ。
かなり粘着質。
これ、守りに入っているわけじゃないとは思うのですが、どうだろう。
新しい作品ももちろん楽しんでいるんだけど、安心安定の…が最近好きなんだよね。
本日の読書:薬屋のひとりごと 日向夏
カバー裏より
『大陸の中央に位置するとある大国。その皇帝のおひざ元にその娘はいた。猫猫(マオマオ)、花街で薬師をやっていたが、現在後宮で下働き中である。けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。まかり間違っても帝が自分を”御手付き”にしない自信があった。そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知る。存命の二人の御子も重い病と聞いた猫猫は、その原因を調べ始める――。大絶賛されたあの痛快ミステリーが待望の文庫化。中世の東洋を舞台に「毒味役」の少女が宮中で起こる難事件を次々に解決する。』
思った以上にアニメは原作に忠実なんだな、と思った。
ただ、三人称だったのが意外。
てっきり猫猫の一人称かと思っていたので。
そして、淡白な文章であることに驚いた。
後宮を舞台に、こんなにあっさりした描写で…と。
初めて見たのはマンガだったけれど、小説で言うと連作短篇のように小さな謎をいくつか解いていっては、小さな違和を残していくことによって、全体の大きな謎が起ちあらわれるという構成の妙に感心する。
アニメではこの辺りで早々に小麦粉爆弾の事件が出てきたけれど、この本ではそこまで長く続くシリーズにする予定ではなかったのかな。
でも、この巻だけで後宮の人間関係がわかるようになっていて、上手い。
四人の妃の性格や立場の違い、それに伴う侍女たちのふるまい、帝主催の行事の理不尽等々。
今まで壬氏(じんし)の年齢など気にしたことがなかったけれど、壬氏は16歳ってこと?
いや、そうは見えん、アニメでは。
小説は割と、少年っぽいところも見られて楽しい。

