8月17日(月)
 
昨日は新札幌で女子会でしたので、久しぶりに新札幌の紀伊国屋へ。
普段行かない本屋さんに行くと、本との思わぬ出会いがあったりする。
というわけで、買ったのがこちら。(本当はもう一冊買いました。江別のTSUTAYAで見かけてからずっと買おうか悩んでいた本)
 
私の親はマンガを読むことに否定的だったので、マンガはほとんど友だちから借りて読んでいました。
高校生の頃は『りぼん』が、とくに「おとめチック」と言われたこの3人のマンガが人気でした。
私のまわりは陸奥A子さんのファンが多かったかな。
私は田淵由美子さんが好きでしたね。おとめチックの裏側にシニカルな視点があって。
でも娘の名前は太刀掛秀子さんのマンガから頂戴しました。

図書館本に追われているので、じっくり読むのはかなり後になると思いますが、結構パラパラと隅々まで眺めまわしました。
 
弥生美術館で4月から6月の下旬まで『太刀掛秀子展』をやっていた関係で出版された本なのですね。
東京に住んでいたら、行きたかったなー。
陸奥A子さん、田淵由美子さんの原画も展示されたとか。

東京に住んでいた時は弥生美術館の『一条ゆかり展』に行ったことがあります。

山梨の県立美術館に『萩尾望都SF作品展』も行きました。
東京に住んでいたからなのか、一人暮らしだったからなのか、当時はフットワーク軽かったな。
 
そういえば、昨年上野の森美術館で開催された『五大浮世絵師展』が、今年の秋から札幌芸術の森美術館で開催されるようですね。
みんな~、観に行ってね~。
そのすきに私は『鋼の錬金術師×黄泉のツガイ展』に行きます。
忘れないようにしなくては。
 
ああ、その前に、『十二国記』の新作が7年ぶりに刊行されるから買わなくちゃ。
おお、その前にHey!Say!JUMPのブルーレイが発売されるから、見倒さなくちゃ。
まだまだ忙しいわ。
 
 
 
 
本日の読書:本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部 神殿の巫女見習い Ⅰ 香月美夜

 

カバー折返しより

『洗礼式を終えたマインは「青色巫女見習い」として、神殿での仕事を開始する。そこには待望の図書館と本が待っていた!夢叶い、期待に胸が膨らむマインだが、多くの問題にぶつかってしまう。困った側仕えたち、貴族出身者が突き付ける階級社会の現実など、これまでの常識が全く通じないのだ。おまけに虚弱な体も相変わらず。そんなマインは仕事の合間に、孤児院の酷い現実を知る。どうしても放ってはおけず、ルッツと共に改善に奔走するが……。社会の厳しさなんか吹き飛ばせ!ビブリア・ファンタジー第二部開幕!書き下ろし番外編×2本収録!』

目次
・神殿の巫女見習い Ⅰ
・今はまだ遠い場所
・側仕えの自覚

具体的な巫女見習いの仕事はまだだが、マインが神殿に通う日々が始まる。
神官長のもと、身なりを整え、青色巫女見習いとして貴族のふるまいを覚え、巫女見習いとして神様の名前や属性、その時々に適した祈りの言葉などを覚え、神官長の事務仕事の手伝いをする。
思ったより読書時間は少ない。

なので、限りある読書時間を惜しんで、昼食も食べずに読書に耽ったのだが…。
まず、巫女見習いの食事の余りが、側仕え、そして孤児院の子どもたちへと順々に下げられていくので、マインが食事を抜くと、大勢の人が食事抜きになってしまう、という常識を知らなかったがために、やらかしてしまったわけだ。
マインは働かない側仕えに「神様からの恵み」を与える気はない、と言いながらも、孤児院の実体を見て、なんとかしなくてはならないと思うのだ。

なんとかというのは、王国における政変のため、神殿から青色巫女が減少した結果、「神様からの恵み」がとても足りていないというのなら、孤児院の子どもたちが食事を得られるための仕組みを創らなければならない、ということ。
マインはまず、孤児院全体の清掃と、子どもたちの清潔、そして働いて職を得るということを教える。

具体的には、自分たちで野菜スープなどを作って食べる、ということ。
森に出かけて食べられる食材をとってくること。
孤児院にマイン工房の分室を作り、植物紙つくりをさせること。(働きに対する報酬あり)

ずっと、本物のマインは死んでしまって、代わりに麗乃(うらの)の魂がマインの体に入ったのだと思っていたけど、というか、作中でマインは自分のことをそう思っているけれど、作者によるとマインの心は生きていて、麗乃の記憶と知識がマインの心に影響しているというのが本当らしい。
だから本当は大人だったくせに、ずいぶん子どもっぽいな(「ぎゅーってして」とか)と思っていたけど、心が7歳の子どもならしょうがないね。

知らない世界に飛び込んで夢をかなえようと必死の努力を続けるマインやルッツの姿を見て、トゥーリも一流のお針子になるために、自分を鼓舞する〈今はまだ遠い場所〉。

最初はマインに反発ばかりしていたけれど、常識がないからこそ孤児院の環境改善に奔走するマインの姿を見て、マインにとってかけがえのない側仕えになりたいと思うギル〈側仕えの自覚〉。