7月31日(金)
中学生から高校生にかけて、Bay City Rollersが大好きでした。
初期の頃のアルバムは友達が買ったのをダビングさせてもらい、少し人気が陰り始めたころから自分で買うようになりました。
結婚するころはもう、レコードなどは残っておらず、紙袋いっぱいに詰め込んだ雑誌の切り抜きも実家に置いてきました。
CD全盛期になったころ、ベストアルバムが出されたので購入しましたが、もちろん以前のように集中して聞くことはありません。
そもそもベストアルバムってヒット曲中心なので、大好きなアルバム曲は入っていないのです。
その後、レコードがCD化されて発売されましたが、子育て中=絶賛貧乏期だったので買うことはできず(当時はもっぱらSMAPを買っていたので)、時折ベストアルバムを聞く程度でした。
「サブスクで音楽聞けばいいじゃん」という風潮には長らく逆らっていました。
世界中のすべての楽曲を網羅しているわけはないので、どうせ流行の曲が中心だろうと。
You Tubeの動画だと、やっぱりシングルで売れた曲の映像しか出てこないのです。
なんでそんな気になったのかわかりませんが、ふと思い立ってAmazon MusicでBay City Rollersを検索してみたら、出るわ出るわ、昔懐かしい曲の数々。
『Let's Pretend』『Love is…』『You're a Woman』『Maybe I'm a Fool to Love You』…。
いくらでも歌える。
50年ぶりに聞く曲なのに、何も見ないで一緒に歌える。
すごいな、中学生の時の私。
あれからもずいぶん音楽を聴いていて、好きな歌手、好きな楽曲は沢山あるけれど、やっぱり別格なの。
ずーっと一番好きでいたわけじゃないけど、ずーっと好きだったし今も好き。
ずっと好きでいさせてくれてありがとう。
家族の皆様へ
夜中の熱唱はもうしません。ごみんなさい。
本日の読書:黒い獣 アイルの書 4 ナンシー・スプリンガー
カバー裏より
『恋人が目の前で惨殺された。しかも実の父、アバス王の手で!これが他国との王女との婚姻を拒否した報いなのか?それにしては常軌を逸した王の行為――王は狂っているのか?恋人を失った王子ティレルは悲しみを内に秘め、最愛の弟フレインと共に城を後にした。だが、募る憤怒ゆえか、はたまた父の狂気が感染したのか、ティレルは復讐鬼と化していった。同時に、一角獣と天馬がないまじったような不気味な獣が、ティレルに付き従うようになった……。舞台をアイルランドから〈谷〉に移して繰り広げられる愛と憎悪に彩られた華麗なるファンタジイ。』
前三作が白く、光り輝く全き善の立場から書かれたものに対し、今作はとにかく暗い。
それまでの話も、明るいか暗いかと言えば暗かったかもしれない。
けれども揺るぎない友情、変わらない愛情をもとに数々の試練を乗り越えた話は、たとえ結末に死を迎えようと、この作品ほど暗くはなかった。
最初から、不穏だった。
王妃がこっそり迎え入れた赤子。
実子がいるのに、今妊娠してはいないのに、なぜ赤子が必要なのか?
そして王の狂気。
冷酷で残虐で、独りよがり。
長男・ティレルの恋人を目の前で殺し、彼の恨み、憎しみを一身に受ける。
どろどろとした父子関係の中で心を痛めるのが弟のフレインだ。
アイルランドを舞台にしているわけではない、今までとは全然作風が違うこの本が、なぜアイルの書の4巻目になるのか。
正直言って、私には読み取れなかった。
そのくらい重苦しい物語。
でもね、解説が、表紙画を描いている中山星香さんが解説なの。
そして、解説なのにイラストが4枚も入ってるのよぅ。
なんか得した気分。


