7月25日(土)

 

最近本当に本が読めない。

何かとやることがあって読書時間が取れないというのもあるんだけど、ペースも上がらないのね。

このままではまた、図書館本の期間延長という負のループになってしまう。

 

しかし、お散歩だって必要だ。

というわけで、徒歩30分ほど先にある図書館に行って、1時間ばかり持って行った本を読み、30分かけて家に戻りました。

 

1時間で読んだのは100ページほど。

これは、結構調子がいいぞ。

 

ところがその本の続きを家で読むと、残り250ページに5時間かかりました。

なんでやねん。

晩ご飯当番ではなかったから5時間も読書できたけど、晩ご飯当番だったらもう全然読み終われない。

 

やっぱり図書館って読書に最適な環境なのね。

涼しいし、集中できるし。

 

でも、「明日はもっと歩け」とピクミンブルームが言うので、やっぱり1時間当たり読むページ数をあげていかねば。

ずっと本ばっかり読んでいる気がするのに、毎回返却日が綱渡りなのはなぜだ⁉

 

 

 

 

本日の読書:朝日新聞政治部 鮫島浩

 

Amazonより
『戦後、日本の政治報道やオピニオンを先導し続けてきた朝日新聞政治部。その最後の栄光と滅びゆく日々が、登場人物すべて実名で生々しく描かれる。』

入社試験に頻出する「天声人語」や社説。
朝日新聞というだけで良くも悪くも思考停止してしまうという風潮が、以前は確かにあったはずなのに、今や新聞は過去の遺物か。

それは確かにネット世論を甘く見た結果かもしれない。
「時代はもう、新聞ではない」と喧伝され、朝日に限らず軒並み発行部数を減らしている。

けれど、朝日新聞には確かに大きく契約数を減らす転機があった。
その一端を担った元朝日新聞の政治部記者が、関係者のすべてを実名で当時の出来事を綴った著書。

こういうのは、第三者が書いたほうが公平で読みやすいと思うんだよね。
案の定、恨み節と言い訳が気になる書きぶりで、「吉田調書問題」「慰安婦記事取り消し」「池上コラム掲載拒否」については、今後別な人が書いたものを読まねばならないと思った。

個人的に一番あってはならないのは「池上コラム掲載拒否」だと思う。
仮にも表現の自由、知る権利を標榜しているマスコミが、自社の対応のまずさを指摘されたらコラムは掲載不可、なんて、どうかしてるとしか言いようがない。

けれどこの本を読んで、自民党をはじめとする政治家たちの、言動の背景にある思惑がわかったような気がする。
特に、小泉純一郎から始まる清和会の政治。
自民党の本流から外れすぎて、政府の動向をNHKや朝日新聞を通して知るしかなかった清和会と、常に権力の中枢にいた経世会という存在。

郵政民営化を通して自民党を壊すと言った、そして実際自民党を変容させた小泉純一郎。
行政改革で官僚たちの能力とやる気を枯渇させたうえで、教育改革や軍国主義に舵取りと、やりたい放題だった安倍晋三。
実際は無派閥だけど、安部の後継者として皇室の在りようをほとんど議論もせずに変えてしまった高市早苗は、けれど麻生太郎という経世会を後ろ盾にしているから、どっちがどっちを切り捨てることになるのか、先が見えない。

なんというか…やりたい放題、理屈はあと、というのが清和会のやり方なんだね。
長州藩みたいに。

与党野党ともに、クセのある議員たちの人となりは、個人の感想部分も大きいだろうけど、記者クラブの記者たちの個人の感想で書かれる記事が好意的だったり悪意に満ちていたりするのだから、やっぱり新聞はもう少し変わっていかないとオワコンとなってしまうのではないだろうか。
新聞を読めない私が心配することではないけれど。