6月9日(火)
家の中が暗いのです。
家族の誰かが落ち込んでいるわけではなく、マンションの大規模修繕のため外壁にネットを掛けられたからです。
普通なら、暗い時には照明をつけて部屋を明るくすればいいのですが、窓のすぐ外を工事の方たちがうろうろうろうろ歩いているので、照明をつけたら部屋の中が丸見えです。
それは…できん。
10さんが外出中は、暗い部屋の中でも存分に本が読めますが、10さんがいると怒られるのでそれはできません。←小学生か
必然的に、スマホで動画を見る時間が増えました。
今めっちゃ見てるのが、アートゥーンチャンネル。
東京藝大(出身・在学)の人たちの動画です。
最初は音楽組のをよく見ていたんだよね。
でも最近は、美術組のを見てる。
ショートだけじゃなく、横長動画を見たりなんかすると、あっという間に時間が溶ける。
でも、面白い。
全然わからない世界だから、面白い。
何よりも、演者さんたちがみんな楽しそうなんだよね。
音楽も、美術も。
そして、技術以上にそれぞれの発想力がすごい。
小説を読んでいて楽しいのは、意表を突かれて想像の斜め上の世界を見せてもらえること。
それを読書以外でこんなに堪能させていただけるなんて、ありがたや、ありがたや~。
本日の読書:うろんな客 エドワード・ゴーリー
Amazonより
『カギ鼻あたまのヘンな生き物がやってきたのは、ヴィクトリア朝の館。とある一家の生活の中に、突然入り込んできて、そして、それから――。ゴーリー独自の文章が稀代の翻訳家によって短歌に!』
絵本なので、内容だけを語ってもしょうがないとは思うけれど、ある風の強い冬の夜にやって来たうろんな客の話。
「うろん」とは、あやしげな、うさんくさいという意味で、普通は客に使うような言葉ではない。
そしてこの客、やりたい放題だ。
本を破いたり、かんしゃくを起こして家じゅうのタオルを隠したり。
そんな客が、もう17年も居ついているし、いなくなる気配もない。
というのに、家族の皆さんは、ちょっと困ったような顔をしているものの、追い出そうとはしていない。
さて、「うろんな客」の正体とは。
ゴーリーの、ちょっとおどろおどろしいペン画が、なぜかちょっと可愛らしく見えてくる不思議。
いつもより毒弱めの、かわいい作品。
