6月2日(火)
朝の5時にカーテンを開けると、空は青く、風はさわやか。
その成果なんなのか、突如、女性が天皇になれなかった理由が頭に降ってきました。
女性は子どもを出産するからなんじゃないか。
古代の、天皇親政の頃、天皇が出産でしばらく公務をできないというのは、とてつもなく困ったことなのではないか。
隙を見せたらすぐに政敵、外敵が攻めてくる。
そんなときの戦線離脱。
出産に伴って死んでしまうことだって、全然珍しいことではなかったし。
だから出産経験のある未亡人か、出産経験のない女性しか天皇にはさせられなかったのではないか。
ってなことを朝一で考えておったわけです。
だとしたら、今の世の中、天皇親政でもないし、平和国家を宣言しているし、出産に伴う死亡率は格段に減ったし、女性が天皇になってもいいんじゃないだろうか。
「いやいや、女性天皇と女系天皇は違うのだよ。愛子さまが天皇になるということは、女系天皇へ移行していくことになるからいかんのだ」と言う人もいます。
作家の百田尚樹氏によると「『女系天皇』というのは、わかりやすく言えば、『どこの馬の骨ともわからない男を父親に持つ天皇』ということ」なので、女系天皇はいかん、と。
だとすると『男系天皇』というのは、わかりやすく言えば、『どこの馬の骨ともわからない女を母親に持つ天皇』ってことになるんじゃないの?ならないの?
今の天皇もその前の天皇も、一応恋愛結婚したわけですが、宮内庁がかなり調査してOKを出した方とご結婚されています。
多分、愛子さまの結婚相手にも同じくらいのハードルはあるんじゃないでしょうか。
というか、母親が天皇なら絶対天皇家の血を引いていることになりますが、父親が天皇なら…わからんじゃん。
どんなに厳格に世間から隔離しても、豊臣秀頼の例もあるし(秀吉が小柄なのに、秀頼の体躯はかなり立派だったらしい)公式とは違う父の血が入ってしまう可能性はあるでしょう?
まあ、今なら遺伝子チェックできるからいいのか。
万世一系と言っているけれど、本当はどうかわからない。
私は継体天皇で万世一系は切れていると思うけど、応神天皇も、父である仲哀天皇が亡くなってから10か月強経ってから生まれているし、急死だし、諡号が仲哀だし、当時から神功皇后の不倫の子ではないかと言われてたという説もあるし、まずここで切れてる可能性も小さくはないと思う。
今の国会議員って、勉強してないくせに日本の過去に夢見過ぎだと思うわ。
「夫婦同姓は日本古来の文化です」なんて言いきった財務大臣もいるしね。
今日はもうひとつ、自衛隊を正規の軍隊にしたら、誰が最高司令官になるのか問題を10さんと語り合いました。
これもなかなか楽しかったので、機会がありましたらブログにも書きましょう。
本日の読書:星を掬う 町田そのこ
Amazonより
『千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、かつて自分を捨てた母・聖子がいた。他の同居人は、家事を完璧に担う綾子と、聖子を理想の「母」と呼び慕う恵真。「普通」の家族関係を築けなかった者たちの奇妙な共同生活は、うまくいきかけたものの、聖子の病で終わりを告げ――。傷つけながらも求め合う母娘の再生物語。』
幼いころに母に捨てられた千鶴は、それが自分を卑下する理由となり、自分を肯定することがどうしてもできない。
父と祖母に育てられたが、父の病により家産を手放すことになり、貧乏暮らしを強いられた祖母は、千鶴の母を恨みながら死んでいった。
千鶴が結婚した相手は、借金に借金を重ねてはその返済を千鶴に押し付け、断ると手加減なく暴力をふるうモラハラ男。
逃げても逃げきれないこの生活から逃れるため、死ぬしかないと思い詰めていた時に、母の知り合いが「会いたい」と連絡してくる。
人生最後に、なぜ自分を捨てたのか聞きたくて、千鶴はその知人と会うことにする。
普通だったら涙の再会。
「悪かった」「後悔しなかった日は一日もなかった」という流れになると思うが、再会した母は千鶴を見て気を失う。
若年性認知症を患っている母は、時に落ち込み、時にテンション高く、だが概ね千鶴のことは見ないふりをしている。
千鶴に連絡を取った恵真、家事全般を担当する彩子とともに、母が所有する「さざめきハイツ」に暮らすことになった第一の理由は、元夫から身を隠すことだ。
幼いころに両親を事故で失い、親戚の家でしぶしぶ育てられた恵真。
妊娠中から産後にかけての体調不良から、育児や家事を義理の母に任せることになり、家に居場所がなくなり、ついに家を出ざるを得なくなった彩子。
千鶴の母・聖子もまた、過干渉で反抗を許さない母に厳しく育てられ、それに反発しながらも、自分の中に母の影を感じ、千鶴を守るために千鶴を捨てざるを得なかった(とその時は信じていた)のだった。
それぞれに家族関係で悩み、傷つき、その痛みを抱えながら生きる。
そしてそれぞれに「あたしの人生は、あたしのものだ」の覚悟を持つまでの話。
