5月30日(土)

姿勢をよくしたい

自分ではあまり自覚がありませんが、私は姿勢はよかったようです。

腰椎骨折してから自分でも「腰が曲がっているなあ」と思うことが増えましたが、10さんに「前は姿勢が良かったのに、最近姿勢悪いよ」と言われています。

なので、姿勢をよく保つよう、気をつけてはいます。

 

最近娘がスマホ首です。

もともとあまり姿勢が良くないのですが、この間びっくりするくらい首が前に出ていて「うわ~」って思っちゃいました。

もちろん娘には注意をして、彼女も気を付けるとは言っていましたが、ず~ッとスマホ見てるしなあ。

 

10さんも最近とみに姿勢が悪くなってきました。

しかしこの場合、スマホ首なのか加齢に伴うものなのか判断できかねます。

一応注意をしましたが、クロマニヨン人よりちょっと姿勢が悪いように見えます。

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ギリ5月の花ってことでいいでしょうか。

 

 

 

 

本日の読書:化学の授業をはじめます。 ボニー・ガルマス

 

Amazonより
『著者デビュー作にして、世界600万部の大ヒット小説がついに日本上陸!舞台は1960年代アメリカ。才能ある化学の研究者エリザベスは、いまだ保守的な男社会の科学界で奮闘するが、無能な上司・同僚からのいやがらせ、セクハラの果てに、研究所から放り出されてしまう。無職・未婚のシングルマザーになってしまった彼女がひょんなことからゲットした仕事、それはテレビの料理番組「午後六時に夕食を」で料理を指南する出演者だった。「セクシーに、男性の気を引く料理を」というテレビ局の要望を無視して、科学的に料理を説くエリザベス。しかし意外にも、それが視聴者の心をつかんでいく……。ブリー・ラーソン(『キャプテン・マーベル』)が自ら制作総指揮、主演したApple TV+のドラマ版『レッスン in ケミストリー』も大ヒットし、全世界の女性(と犬好き)に支持された痛快無比の一冊。「料理は立派な科学(サイエンス)だもの。まさに化学(ケミストリー)よ」全女性(もちろん全男性も)、そして全犬好きにお薦め、最高のエンパワー小説にしてエンタメ小説です。』

主人公のエリザベスは、生来の資質と生まれ育った環境のせいか、人間関係を構築するのが苦手でがあるけれど、非常に才能ある化学の研究者。
ところが、1960年代のアメリカでは、女性が主体的に何かをする環境は皆無で、勤務先の研究所でも無能な上司や同僚の下働きくらいしかさせてもらえない。
そんな時に出会った運命の恋人キャルヴァン。
彼は、初めて、そのままのエリザベスを評価してくれた人だった。

キャルヴァンも複雑な育ち方をして、人間関係を構築するのが苦手で、エリザベス同様ほぼ独学で化学をものにした天才なのだけど、エリザベスと違って彼は男性なので、きちんと評価されている。
だから、彼が良かれと思って差し伸べる手は、時々エリザベスの思いと食い違う。

この二人の不器用な愛情表現が、切なくもあり可笑しくもあり。
意地の悪い人も出てくるし、少しだけ出てくる彼らの過去は辛いものだけど、今の幸せがずっと続くといいと思った矢先のキャルヴァンの突然の死。

彼の死と共に職を失うエリザベス。(だからなぜワンセット?)
彼の死後に判明する妊娠。
出産後から始まるワンオペ育児。

一度ドン底まで落ちてから、向かいの家に住むハリエットに子育てを手伝ってもらい、成り行きでテレビの料理番組の講師をすることになる。
しかし、可愛らしい洋服にフリルのついたエプロンをして、簡単で見栄えのいい料理の後はカクテルなんか作って…というテレビ局の要望を一切無視して、彼女は白衣を着て化学的に料理を教えるのだった。
食材にどのような栄養が含まれ、どのようにカットしどのように火を入れると効率的に栄養を吸収できるのか。
「料理は化学です」

エリザベスの信念・主張は全く揺るぎない。
人種や性で人を差別するナンセンス。
神にすがるのではなく、まず己の力で何とかする。しようとする。
諦めない。

1960年代のアメリカの、白人男性優位社会に一人ででも切り込んでいくエリザベス。
その姿に影響され、文化的・社会的に押し付けられた女性性(ジェンダー)を振り捨て、女だからとあきらめていたものに、もう一度チャレンジしようとする女性たちも増え…。

エリザベスが博士になれなかったのは、能力がないからではなくて、指導教官に性的暴力を振るわれた上で博士課程から追い出されたから。
そしてそういう経験をしているのは、エリザベスだけではなかったし、エリザベスの経験も一度ではない。
ああ、うんざりするバカ男社会。

ここまで極端ではないけれど、今の日本でまだこういうこと起こり得るもんなあ。
私が働いていたころどころか、娘が昇進した時、年上の男性部下が、相当意地の悪いことを聞こえよがしに言ったらしいし。
ああ、うんざりするバカ男社会。

そういう人は、この本を読むといい。
勧善懲悪でスッキリするから。
『ブリジット・ジョーンズの日記』よりよほど有効。