5月25日(月)
今日お散歩していたら、こんな看板を見かけました。
割とちゃんとできてる気がしました。
が、体調は嗤えるほどよろしくありません。
日光湿疹、ものもらい、左手の痛み。
年を取るとドミノ倒しのように体の不調が続きますな。
本日の読書:命 命四部作 第一幕 柳美里
この本を読む前は著者について、自分が正しいと思ったら周りの言うことなど聞く耳持たずに突き進む、過剰なくらいの信念の人だと思っていました。
この本を読んだ後は、信念ではなくそういう風にしか生きる術を持たない人なんだなあと。
生きにくい人生を生きてきたのではないでしょうか。
とはいえ、家庭のある人との間に子どもができてしまうことは、それほど突飛な出来事ではないのでは?
そもそも妻がありながら、恋人を複数人持つということ自体が、誠意のある行為とは思えないし、妊娠がわかった後の彼のみっともないほどの動揺と保身にもかかわらず、それでも捨てられたくないと思う気持ちが私にはわからない。
人として尊敬できない人を好きにはなれないんだよなあ。
で、元恋人で恩人の東由多加の癌発症が明らかになる。
それでどうして二人で暮らすことになるのかもわからない。
東は、著者が一人で子供を育てていく無理(家事の実務能力がまったくない)を思って、自分が少しでも支えになれたらと考えたようだが、その当時彼には付き合っている人がいたんだよ。
最終的には著者が彼の最期の時間を一緒に過ごしたみたいだけど。
「ひとりで育てるのは無理」と「ひとりで生きていくのは無理」の間でさんざん悩んで、周囲を振り回して、出産を決意したけれど。
医者に注意されても、スナック菓子等の間食がやめられない。
料理ができないのでそういうものばかり食べて、入院しろと言われても「仕事が…と無理をして外出しては、緊急入院をし。
お金がないのだという。
印税の前借をして暮らしていたと言い、東と暮らすための引っ越しも、敗走だけは業者にやってもらい、その他は知人や担当編集者たちが総出でやってくれたのだそうだ。
そりゃあ、妊婦や末期がん患者に肉体労働はさせられないだろうけど。
でも、東に最先端医療を受けさせるために、伝手に伝手を頼ってアメリカなど海外の医療機関や医者に話をつけて、付き添い者付きで外国に送り出すんだよ。何週間も。
そんなお金があるなら、引っ越し楽々パックにしろよ。
そして予定日の二週間前に出産してみれば、まだ用意していなかったベビー用品が結構あり、赤ちゃんの扱いに不安があるからと退院を先延ばしにし、それでもなお沐浴させるのは無理と看護師に赤ちゃんを押し付けようとする。
なんで産んだ?
クズ男の元カレだけは最後まで名前が出なかったけど、後は編集者もそのパートナーも含めて全員実名で、過剰にドラマチックに愛と生命について追い詰められていく自分を書いているけれど、肝心の自分の覚悟がまるでない。
まるでないことを赤裸々に書いていることが素晴らしいのか?
何から何までよくわからなかった。
子どもが無事に成長してくれることを心から願うけど、この作品の続きは読まない。
カバー裏より
『家庭ある男性との恋愛によって身ごもった作家・柳美里。時を同じくして、かつての恋人・東由多加氏の癌発症が判明する……。忍び寄る死への覚悟、恋人の裏切り、一人で生きてゆくことへの迷い、やがて誕生する新しい生命への希求。そのすべてをありのままにさらけ出し、血を流しながら綴った大ベストセラー「命四部作」第一幕。』この本を読む前は著者について、自分が正しいと思ったら周りの言うことなど聞く耳持たずに突き進む、過剰なくらいの信念の人だと思っていました。
この本を読んだ後は、信念ではなくそういう風にしか生きる術を持たない人なんだなあと。
生きにくい人生を生きてきたのではないでしょうか。
とはいえ、家庭のある人との間に子どもができてしまうことは、それほど突飛な出来事ではないのでは?
そもそも妻がありながら、恋人を複数人持つということ自体が、誠意のある行為とは思えないし、妊娠がわかった後の彼のみっともないほどの動揺と保身にもかかわらず、それでも捨てられたくないと思う気持ちが私にはわからない。
人として尊敬できない人を好きにはなれないんだよなあ。
で、元恋人で恩人の東由多加の癌発症が明らかになる。
それでどうして二人で暮らすことになるのかもわからない。
東は、著者が一人で子供を育てていく無理(家事の実務能力がまったくない)を思って、自分が少しでも支えになれたらと考えたようだが、その当時彼には付き合っている人がいたんだよ。
最終的には著者が彼の最期の時間を一緒に過ごしたみたいだけど。
「ひとりで育てるのは無理」と「ひとりで生きていくのは無理」の間でさんざん悩んで、周囲を振り回して、出産を決意したけれど。
医者に注意されても、スナック菓子等の間食がやめられない。
料理ができないのでそういうものばかり食べて、入院しろと言われても「仕事が…と無理をして外出しては、緊急入院をし。
お金がないのだという。
印税の前借をして暮らしていたと言い、東と暮らすための引っ越しも、敗走だけは業者にやってもらい、その他は知人や担当編集者たちが総出でやってくれたのだそうだ。
そりゃあ、妊婦や末期がん患者に肉体労働はさせられないだろうけど。
でも、東に最先端医療を受けさせるために、伝手に伝手を頼ってアメリカなど海外の医療機関や医者に話をつけて、付き添い者付きで外国に送り出すんだよ。何週間も。
そんなお金があるなら、引っ越し楽々パックにしろよ。
そして予定日の二週間前に出産してみれば、まだ用意していなかったベビー用品が結構あり、赤ちゃんの扱いに不安があるからと退院を先延ばしにし、それでもなお沐浴させるのは無理と看護師に赤ちゃんを押し付けようとする。
なんで産んだ?
クズ男の元カレだけは最後まで名前が出なかったけど、後は編集者もそのパートナーも含めて全員実名で、過剰にドラマチックに愛と生命について追い詰められていく自分を書いているけれど、肝心の自分の覚悟がまるでない。
まるでないことを赤裸々に書いていることが素晴らしいのか?
何から何までよくわからなかった。
子どもが無事に成長してくれることを心から願うけど、この作品の続きは読まない。

